メボウキ(読み)めぼうき

日本大百科全書(ニッポニカ) 「メボウキ」の意味・わかりやすい解説

メボウキ
めぼうき

シソ科(APG分類:シソ科)の一年草バジル別名種子を目に入れると水分でゼリー状の物質が浸出し、目のごみを取り去ることができるために、この名がある。

[編集部 2021年9月17日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「メボウキ」の意味・わかりやすい解説

メボウキ(目箒)
メボウキ
Ocimum basilicum; basil

シソ科の一年草。熱帯アジア,アフリカ太平洋諸島など旧大陸熱帯の原産。茎は高さ 30~50cmでよく分枝する。全体にほとんど毛がない。葉は柄があって対生し,5cmぐらいの卵状披針形で芳香が強く,ときには紫色を帯びる。花はやや紫色を帯びた白色の小さい唇形花で,各節に6個ずつ輪生して総状花序となる。種子は黒色で小さい。観賞用の品種もある。この葉は芳香があり英名のバジル,イタリア名のバジリコなどと呼び,香草としてシチューサラダなどに使われる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ぐんまちゃん

群馬県のマスコットキャラクター。人間だと7歳ぐらいのポニーとの設定。1994年の第3回全国知的障害者スポーツ大会(ゆうあいピック群馬大会)で「ゆうまちゃん」として誕生。2008年にぐんまちゃんに改名...

ぐんまちゃんの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android