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やりがんな(鐁∥鉇) やりがんな

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世界大百科事典 第2版の解説

やりがんな【やりがんな(鐁∥鉇)】

木材の表面を削り仕上げる工具で,断面が浅い三角状の槍の穂先に似た刃を木柄につけたもの。16世紀末といわれる現在の台鉋(だいがんな)の出現までは,単に加牟奈(かんな),加奈(かな)と呼ばれていたが,それ以後〈やりがんな〉と称するようになった。《和名抄》に〈鐁は(ちような)の刃跡の高下を削るもの〉とあり,主として建築用の大材を削ったものと推測される。したがって両手で用い,穂の長さ約10cm,柄の長さ50~60cmのものであったと思われる。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のやりがんな(鐁∥鉇)の言及

【鉋】より

…刃物を台中に包んだ形から鉋の字があてられるが,平滑に削るという意味で欧米ではプレーンといい,古代中国では準(じゆん)ともいった。現在の台鉋が日本にあらわれたのは16世紀後半といわれるが,それ以前は長い柄の先に笹葉状の穂先をつけたやりがんな(鉇)が,加奈(かな)または加牟奈(かんな)の名で仕上削りに広く用いられていた。さらにろくろびき用の刃物をも〈かんな〉といい,〈かんな〉と呼ぶ工具の種類は多い(図)。…

※「やりがんな(鐁∥鉇)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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