りそな銀行(読み)りそなぎんこう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「りそな銀行」の意味・わかりやすい解説

りそな銀行
りそなぎんこう

銀行大手。金融持株会社りそなホールディングスの 100%出資子会社。関西拠点とする大和銀行と関東基盤のあさひ銀行が 2003年3月,スーパーリージョナルバンク(大型地域銀行)を目指して持株会社のもとに経営を統合,全国規模のりそな銀行と,地域銀行の埼玉りそな銀行,近畿大阪銀行,奈良銀行に再編・分社化した。しかし同年 5月,過少資本問題をきっかけに預金保険法による公的資金注入が決まり,実質国有化された。2011年3月,公的資金の返済によって国の持株比率が 27%となり,国から実質的な経営権を回復した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本の企業がわかる事典2014-2015 「りそな銀行」の解説

りそな銀行

正式社名「株式会社りそな銀行」。英文社名「Resona Bank, Limited」。銀行業。大正7年(1918)「株式会社大阪野村銀行」設立。昭和2年(1927)「株式会社野村銀行」に改称。同23年(1948)「株式会社大和銀行」に改称。平成15年(2003)「株式会社あさひ銀行」と合併し現在の社名に変更。本店は大阪市中央区備後町。りそなホールディングス子会社の都市銀行。埼玉りそな銀行・近畿大阪銀行・りそな信託銀行で構成するりそなグループの中核

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android