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アフリカの角 アフリカのつのHorn of Africa

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アフリカの角
アフリカのつの
Horn of Africa

大陸北東部のエリトリアジブチソマリアの3国にまたがる地域で,サイの角に似ていることからこの名がある。地中海とインド洋をつなぐ紅海の出口に当たり,古来戦略拠点として名高く,近年は石油供給路の要衝ともなっている。沿岸部を中心に広く居住するソマリ族の問題,1993年に独立したとはいえエリトリアとエチオピアの複雑な民族構成が遠因となって数々の対立,紛争が発生した。 62年以降続いていたエチオピアとエリトリアの戦い,63~64年のソマリア紛争,77~78年のオガデン戦争におけるエチオピアとソマリアの対立は,旧宗主国や米ソといった時の超大国の介入を招き,事態をより複雑なものにしていた。

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百科事典マイペディアの解説

アフリカの角【アフリカのつの】

Horn of Africa。エチオピアエリトリアジブチソマリアから構成され,インド洋と紅海に接するアフリカ大陸東部の地域。その形状がサイの角に似ていることから,このように呼ばれる。
→関連項目ソマリランド中東

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世界大百科事典 第2版の解説

アフリカのつの【アフリカの角 Horn of Africa】

エチオピア,ジブチ,ソマリアから構成され,インド洋と紅海に接するアフリカ大陸東部の地域。形がサイの角に似ているところから,このように呼ばれる。住民はアムハラ族,ティグレ族,アゴウ族,ガラ族,シダモ族,ソマリ族など複雑な民族構成をもち,また宗教的にもイスラム教徒キリスト教徒(おもにコプト派)が混在している。エチオピア以外は19世紀にイタリア,フランス,イギリスに植民地化され,独立後も多民族併存状況(エチオピア,ジブチ)や単一民族分断状況(ソマリア)が残存しているため,紛争が絶えない。

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大辞林 第三版の解説

アフリカのつの【アフリカの角】

ソマリア・ジブチ・エチオピア・エリトリアから成るアフリカ大陸東北部の地域。民族的・宗教的に構成が複雑で紛争が多発している。サイの角のように突出していることからいう。

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