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アメンチア 〈ラテン〉amentia

デジタル大辞泉の解説

アメンチア(〈ラテン〉amentia)

中毒や伝染病などによって意識が混濁した状態。当人意識障害を自覚して困惑するのが特徴。

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世界大百科事典 第2版の解説

アメンチア【Amentia[ドイツ]】

精神医学用語。感染症,膠原(こうげん)病,内分泌疾患,代謝疾患などに際してみられる意識変容の一型で,錯乱と困惑をおもな特徴とする。譫妄(せんもう)の前段階や回復期にみられ,意識混濁の程度は軽いが思考がまとまらず,自己の置かれている立場と周囲の状況を理解することができず,一方では,このような障害と思考散乱が意識されるために困惑し,情動的にも不安定となる状態。ときには夢幻様の意識や若干の幻覚を伴うこともある。

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大辞林 第三版の解説

アメンチア【amentia】

意識の混濁、思考の錯乱、一過性の幻覚・妄想などを伴う精神状態。急性幻覚性錯乱症。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アメンチア
あめんちあ
amentia

語義概念が広く、イギリスでは知的障害を意味するが、一般には意識障害をさす。意識の内部で注意が意識野の中心に集中せず、他の方向に向く意識変容の一種である。軽い意識混濁があり、思考がまとまらず散乱(思考散乱)する。また、周囲の状況を理解しようとするが、わからず困惑する。重篤な意識混濁やせん妄(もう)からの回復期にみられることが多く、症状精神病、とくに産褥(さんじょく)精神病にしばしばみられる。[永田俊彦]

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