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アリューシャン列島 アリューシャンれっとう Aleutian Islands

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アリューシャン列島
アリューシャンれっとう
Aleutian Islands

太平洋にあって,北アメリカ大陸アジア大陸の間を弧状に連絡している列島。アラスカ半島の突端からカムチャツカ半島まで全長 2000kmにも及ぶ。すなわちほぼ北緯 56°と 51°,西経 162°と東経 172°の間にある。

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デジタル大辞泉の解説

アリューシャン‐れっとう〔‐レツタウ〕【アリューシャン列島】

アラスカ半島とカムチャツカ半島東方のコマンドル諸島との間に弧状に連なる火山列島。米国アラスカ州に属する。アレウト列島

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大辞林 第三版の解説

アリューシャンれっとう【アリューシャン列島】

アラスカ半島からカムチャツカ半島の方向に弧状に分布する火山列島。アメリカ合衆国のアラスカ州に属する。西部にアッツ島・キスカ島がある。アリュート人・イヌイットの居住地。付近は好漁場。アリュート列島。

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知恵蔵miniの解説

アリューシャン列島

北太平洋のアラスカ半島とカムチャツカ半島の間に弧状に連なる、米国アラスカ州に属する火山列島。40以上の島々からなり、全体の長さは約1930キロメートルに及ぶ。総面積約2万7900平方キロメートル、人口数約1万。主な諸島群は、東からフォックス諸島、フォーマウンテンズ諸島、アンドレアノフ諸島、ラット諸島、ニアー諸島。寒冷で濃霧が多く、けわしい山地がほとんどで、付近は世界有数の漁場となっている。自然豊かでクジラの大集結地帯としても知られる。西端のアッツ島は、第2次世界大戦末期の日米の激戦地として知られ、米国の重要な軍事基地ともなっている。

(2014-6-25)

出典|(株)朝日新聞出版発行
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アリューシャン列島
ありゅーしゃんれっとう
Aleutian Islands

北太平洋のアラスカ半島からカムチャツカ半島の間にある弧状列島。アレウト列島ともいう。北緯52度~55度、東経172度~西経163度に位置し、長さ約2000キロメートルにわたる。東からフォックス、アンドレアノフ、ラット、ニア、コマンドルスキーの5諸島に分かれ、大小約150の島々からなる。おもな島は、東からユーニマク、ウナラスカ、ウムナク、アトカ、グレート・シトキン、エイダク、タナガ、アムチトカ、キスカ、アッツ、ベーリングなどの各島。大部分はアメリカ合衆国のアラスカ州に属するが、西部のコマンドルスキー諸島ロシア連邦領である。環太平洋造山帯の一部をなす火山列島で、活火山が多い。列島の南側にはこれと平行してアリューシャン海溝が横たわっており、地震帯でもある。これらの点は、太平洋を取り囲む他の弧状列島と共通している。島々の海岸は急な岩壁をなすところが多く、ただちに急峻(きゅうしゅん)で植生に乏しい山地が始まる。気候は海洋性で、一様に温暖、多雨であり、霧の発生が日常的である。アラスカ南東部沿岸に比べ、夏は涼しいが冬の気温は変わらない。ウナラスカ島での年平均気温は3~4℃、植物の生育期は5月初旬から9月下旬までの約135日間で、栽培可能な農産物の種類は限定される。中心地はウナラスカ島のダッチ・ハーバーで、ここにはアメリカ海軍と空軍の基地がある。列島西部には、第二次世界大戦で日本軍が占領し、その後、守備隊が全滅したアッツ島と、無事撤退したキスカ島がある。
 ベーリングの探検以後、シベリアからの移民により開拓されたが、1867年にアラスカとともにロシアからアメリカに譲渡された。人口は8162(2000)。先住民はアリュート人であるが、少数しか現存しない。彼らはおもに漁労と狩猟を営む。[鶴見英策]

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