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イグチ(猪口) イグチboletus

翻訳|boletus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

イグチ(猪口)
イグチ
boletus

アミタケに近いキノコの呼び名。傘の形はまんじゅう形で,縁がそり返った形がイノシシの口に似ているので,この名がつけられたという。ヌメリイグチ Suillus luteusをはじめとして,ハナイグチ S. grevillei,アミハナイグチ Boletinus cavipes,ベニハナイグチ B. pictus,アシベニイグチ Boletus calopusなどいろいろの種がある。共通する性質は肉質,傘の裏に無数の小孔を生じ,その孔の内面に担子器を密生することなどである。

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世界大百科事典 第2版の解説

イグチ【イグチ(猪口) boletus】

担子菌類ハラタケ目のキノコで,アミタケ,ヌメリイグチ,ヤマドリタケなどの仲間を古くからイグチとよんだ。特定の種類ではない。大部分はアミタケ科(またはイグチ科)Boletaceaeに属し,日本では12属70種ほどが記録されている。またイグチ類の一部は,オニイグチ科にも属する。アミタケ科のキノコでは,かさはまんじゅう形,肉は厚く柔軟で白~淡黄色,下側には無数の細い管孔(くだあな)がならぶ。一般に管孔は黄土色,胞子紋は黄泥色のものが多い。

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