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イタイプ・ダム Represa de Itaipú

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世界大百科事典 第2版の解説

イタイプ・ダム【Represa de Itaipú】

ブラジル,パラグアイ両国が共同で,国境を流れるパラナ川に建設中の,発電を主とし,舟航,灌漑,洪水調節,漁業,観光に用いる多目的ダム。発電所には70万kWの発電機18基を設け,1260万kWの世界最大の水力発電を行う。貯水池は満水面が標高220mで,長さは170km,湛水(たんすい)面積350km2,総貯水量は290億m3である。ダムは,高さ196m,長さ7744mで,施工しやすくするためダム頂が曲がりくねった平面形状となっており,主ダムである堤体積1182万m3の中空重力ダム,主ダムの左岸側に接続する1690万m3のロックフィルダム,両岸の端部の1180万m3のアースフィルダムからなる。

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世界大百科事典内のイタイプ・ダムの言及

【パラグアイ】より

…とくに石油代替エネルギー開発政策の主軸を担う水力発電所建設計画はパラグアイ経済の牽引車としての役割を果たしてきた。ブラジルとの共同事業であるイタイプ・ダム建設計画はパラナ川における発電能力約1260万kW(当時世界最大)の水力発電所建設事業で,〈イタイプ・ブーム〉と称され,パラグアイ経済に長期的好況をもたらした。イタイプ・ダム建設工事が終了した後も,新たな大プロジェクトとして出力400万kWのヤシレタ・ダム建設計画が進められ,経済不況からの脱却が目指された。…

※「イタイプ・ダム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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