ゲート
〘名〙 (gate 「門」の意)
※春の城(1952)〈
阿川弘之〉二「
芝生に鉄のゲートを立てると」
② 在日米軍、自衛隊の基地の出入口。
※カクテル・パーティー(1967)〈
大城立裕〉前「ゲートをはいると、きれいに舗装された道が
二手にわかれて」
※アメリカひじき(1967)〈
野坂昭如〉「満面笑み浮かべた日本人旅行客〈略〉どやどやとゲートからあらわれ」
④ 競馬場でスタートの瞬間まで馬を入れておく仕切。スタートの
合図でいっせいに開く。
※銀座二十四帖(1955)〈
井上友一郎〉一二「小さなゲートの下で、ちゃんと十円の釣り銭を用意して立っていた
係員に」
⑧ コンピュータの中央処理装置などを構成する
論理回路。いくつかの入力
信号に対して、ただ一つの信号を出力する。
ゲート回路。
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デジタル大辞泉
「ゲート」の意味・読み・例文・類語
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ゲート
gate
潮の逆流防止や悪水排除,舟運などのために,堤防を切って設けられる調節可能な門をゲートまたは水門と呼ぶ。水量の調節をはかるために,ダムの上部にその一部を切り開いて設けられるものもある。また,灌漑,上水道などの用水の取入れのために,河川に直角に川を横断して設けるものを堰と呼び水位や流量が調節可能な可動堰に用いられる構造物もゲートと呼ばれている。ゲートには,上下に動かすスルースゲート sluice gate,断面が弧形で,中心軸のまわりに回転しながら開閉するテンターゲート Tainter gate,その他ローリングゲート,起伏ゲート,フラップゲートなど,形のうえからも多くの種類がある。
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ゲート
電流の通路を電子管や半導体素子によって開閉するもの,または開閉を行わせるための制御信号。たとえば計算回路での論理演算素子をアンドゲート,オアゲートと呼ぶ。またサイリスター,電界効果トランジスター等の制御電極もゲートと呼ばれる。
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ゲート
入力信号の条件により出力信号の値が変わる論理回路の基本的な構成要素。
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