ゲート(英語表記)gate

翻訳|gate

デジタル大辞泉 「ゲート」の意味・読み・例文・類語

ゲート(gate)

門。また、門状の建造物。
出入り口通路。「東西南北に四つのゲートがあるスタジアム
㋐空港の搭乗口や搭乗通路。「搭乗ゲート
㋑高速道路や有料道路などの料金所。また、そこにある遮断機。「ETCゲート
㋒競馬場で、スタート時に馬を入れていっせいに発馬できるようにした仕切り。
水門閘門こうもん。「ダムのゲート
旗門。スキーのアルペン種目スノーボード競技で、コースを指示する2本ずつの旗やポール。選手はこの間を通過しながら滑降する。
電界効果トランジスターFET)の電極のうち、電流通路のコンダクタンスを制御する電極。
入力信号を切断したり接続したりする電子回路コンピューターなどでは、アンドオアなどの論理演算を行う回路。論理ゲート。→論理回路
[類語]もんかど正門表門裏門アーチ通用門楼門城門山門大手門から冠木かぶき上げ土門凱旋門背戸鳥居

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精選版 日本国語大辞典 「ゲート」の意味・読み・例文・類語

ゲート

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] gate 「門」の意 )
  2. 出入り口。関門
    1. [初出の実例]「芝生に鉄のゲートを立てると」(出典:春の城(1952)〈阿川弘之〉二)
  3. 在日米軍、自衛隊の基地の出入口。
    1. [初出の実例]「ゲートをはいると、きれいに舗装された道が二手にわかれて」(出典:カクテル・パーティー(1967)〈大城立裕〉前)
  4. 飛行場で、乗客の乗降口。
    1. [初出の実例]「満面笑み浮かべた日本人旅行客〈略〉どやどやとゲートからあらわれ」(出典:アメリカひじき(1967)〈野坂昭如〉)
  5. 競馬場でスタートの瞬間まで馬を入れておく仕切。スタートの合図でいっせいに開く。
  6. ダム、水路の水門。
  7. 有料道路の料金徴収所の、車両の通路。
    1. [初出の実例]「小さなゲートの下で、ちゃんと十円の釣り銭を用意して立っていた係員に」(出典:銀座二十四帖(1955)〈井上友一郎〉一二)
  8. 電界効果トランジスタの電極。
  9. コンピュータの中央処理装置などを構成する論理回路。いくつかの入力信号に対して、ただ一つの信号を出力する。ゲート回路。

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百科事典マイペディア 「ゲート」の意味・わかりやすい解説

ゲート

電流の通路を電子管半導体素子によって開閉するもの,または開閉を行わせるための制御信号。たとえば計算回路での論理演算素子をアンドゲート,オアゲートと呼ぶ。またサイリスター電界効果トランジスター等の制御電極もゲートと呼ばれる。

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「ゲート」の解説

ゲート

入力信号の条件により出力信号の値が変わる論理回路の基本的な構成要素。

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