コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

イブキトラノオ

3件 の用語解説(イブキトラノオの意味・用語解説を検索)

百科事典マイペディアの解説

イブキトラノオ

タデ科の多年草北海道〜九州,北半球に広く分布,日当りのよい山地や高山にはえる。茎は直立し,高さ70cm内外,柄に翼のある披針形の葉を互生する。根出葉は柄が長い。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

イブキトラノオ【bistort】

山地,高山などの日当りのよい草原に生えるタデ科の多年草(イラスト)。エビ状に屈曲した太い地下茎が分岐して団塊状に集まるので,株は叢生(そうせい)する。根出葉は長い葉柄があり,広披針形,長さ8~20cm,茎は直立し30~80cm,上部の葉は茎を抱く。葉鞘(ようしよう)は膜質。花期は7~8月。花は茎の先端に密な穂状につく。花被片は5枚,白ないし淡紅色,長さ3mm。おしべは8本,花柱は3本,雌雄異熟で蜜腺をもつ虫媒花である。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

イブキトラノオ
いぶきとらのお / 伊吹虎尾
[学]Polygonum bistorta L.

タデ科の多年草。根茎は太く短い。茎は直立し、高さ0.5~1メートル、根出葉は卵状長楕円(ちょうだえん)形で長柄があり、先はとがり、基部は切形(せっけい)で長く柄に流れ、長さ8~20センチメートル、表面は深緑色、裏面は淡緑色、無毛または有毛。茎葉は柄が上部にいくにしたがってしだいに短く、中部では無柄で茎を抱き、上部では線形で葉耳があり、いずれも長い葉鞘(ようしょう)がある。花期は7~9月で、円柱形の穂状花序に密に白または淡紅色の花をつけ、花被片(かひへん)は5枚で長さ3ミリメートル。雄しべは8本で花外に抽出する。痩果(そうか)は三稜(さんりょう)形で長さ3ミリメートル、黒褐色で光沢がある。北海道から九州にかけての山地の草原に群生し、北半球の温帯上部から寒帯に広く分布する。名は、産地の滋賀県伊吹山と、トラの尾状の細長い花穂に由来する。[小林純子]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

イブキトラノオの関連キーワード白樺鈴柴胡雀の稗高砂草唐飛廉犬磚子苗大油薄菊薊白根人参日当り

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone

イブキトラノオの関連情報