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インティファーダ インティファーダ Intifada

翻訳|Intifada

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

インティファーダ
インティファーダ
Intifada

イスラエルの占領地においてパレスチナ住民により組織的に展開された占領支配に抵抗する運動。語義は,「頭を上げる」「(恐怖を)振り払う」から転じて「蜂起」を意味することとなったアラビア語

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知恵蔵2015の解説

インティファーダ

1987年末、イスラエル占領地でパレスチナ人が一斉に投石などでの抗議行動を開始した。これを第1次インティファーダと呼ぶ。この鎮圧に失敗したイスラエルは、力だけではパレスチナ人の民族主義を抑えることはできないと悟った。93年のオスロ合意を受け、抗議行動は一応の終息を見た。2000年9月末、シャロンが多数の護衛を従えてエルサレムイスラムの聖地(ハラム・アル・シャリーフ)に入った。これにパレスチナ人が反発、占領地全域でイスラエル当局と衝突した。イスラエル国内のアラブ人地区でも、抗議運動が発生。このパレスチナ人の蜂起を、聖地内のアル・アクサー・モスクの名を冠してアル・アクサー・インティファーダと呼ぶ。オスロ合意以前のインティファーダの再燃との視点に立てば、第2次インティファーダでもある。蜂起の背景には、1993年以来の中東和平プロセスの成果があまりに乏しかったというパレスチナ人の不満がある。第1次インティファーダにおいては投石などの手段が主流であったのに対し、第2次インティファーダでは小火器、迫撃砲、さらには手製のロケット弾などがパレスチナ側によって使用された。またイスラエル国内での、パレスチナ人による自爆攻撃も続発している。対するイスラエルは、戦車、ジェット戦闘爆撃機ミサイル搭載ヘリコプターなどの圧倒的な火力でパレスチナ側を攻撃、さらにパレスチナ人の指導層を「テロリスト」として、次々と暗殺した。その上、ヨルダン川西岸では、交渉によってパレスチナ人が自治を始めていた地域の大半を再占領した。05年1月、アッバスがパレスチナ人の指導者となって以来、事態は一時、鎮静化した。しかし06年にイスラエルを認めないハマス政権が成立し、同年7月にイスラエル兵士1人がガザへと拉致されると、イスラエルはガザを封鎖した。しかもヨルダン川西岸ではハマスの評議会議員を次々と拘束した。占領と抵抗というインティファーダの構図が続いている。

(高橋和夫 放送大学助教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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デジタル大辞泉の解説

インティファーダ(〈アラビア〉Intifada)

《蜂起の意》ガザで起こった、イスラエルの占領に対するパレスチナ人の民衆蜂起。特に、1987年に起こり、1993年、パレスチナ暫定自治協定の調印を受けて沈静化したものを指す。
[補説]のち、2000年にも起こったので、1987年に起こったものを第一次インティファーダ、2000年に起こったものを第二次インティファーダともいう。

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百科事典マイペディアの解説

インティファーダ

アラビア語で〈振り払うこと〉の意。パレスティナにおける対イスラエル民衆蜂起をさす。1987年12月イスラエル占領下のガザ地区で起きた交通事故を機に,大衆の投石,ストなどによる抗議行動が発生,ヨルダン川西岸地区にも拡大した。
→関連項目ハマース

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大辞林 第三版の解説

インティファーダ【Intifada】

〔振り払うの意〕
イスラエルの占領に対するパレスチナ人の抗議運動。1987年に始まったヨルダン川西岸地区およびガザ地区での民衆闘争。2000年に再燃した民衆闘争は第二次インティファーダと呼ばれる。

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