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ウィチタ Wichita

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ウィチタ
Wichita

アメリカ合衆国,カンザス州南部の都市。カンザスシティーの南西約 320km。アーカンソー川河畔に位置する。町の起源は,1864年インディアン,ウィチタ族の村落脇に設置された交易所で,地名もこれに由来。西部への街道,鉄道沿いのウシの交易地として発達,73年にはその取引頭数が 40万頭になった。その後農業移住者の増加に伴い,コムギ集散,加工地となり,現在は小型自家用機を中心とする航空機石油精製,その他多種類の工業が立地する。教育機関には,95年開設された州立ウィチタ大学,クェーカー派のフレンズ大学 (1898) がある。なお近郊にマッコーネル空軍基地がある。人口 38万2368(2010)。

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百科事典マイペディアの解説

ウィチタ

米国,カンザス州の中心都市。現地ではウィチトーと呼ぶ。プレーリー農業地帯の一中心で,小麦,畜産の大集散地。付近に油田があり,製油工業も行われている。ボーイング社,セスナ社の工場があり,米国の航空機産業の中心の一つ。
→関連項目カンザス[州]

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世界大百科事典 第2版の解説

ウィチタ【Wichita】

アメリカ合衆国カンザス州の中央部にある州最大の都市。人口31万(1994)。19世紀には農産物・家畜の集散地として栄え,今日もその点は変わらないが,1920年代以降は航空機製造の中心地として知られるようになった。これは地理的条件が試験飛行に好適なためといわれるが,セスナ機をはじめ民間個人用の航空機生産では全米一である。また,州の石油産業の中心地でもある。市名はウィチタ・インディアンに由来する。【岡田 泰男】

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大辞林 第三版の解説

ウィチタ【Wichita】

アメリカ合衆国、カンザス州南部の都市。小麦の集散と航空機の生産が盛ん。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ウィチタ
うぃちた
Wichita

アメリカ合衆国、カンザス州中南部の商工業都市。人口34万4284(2000)で、同州最大の都市。アーカンザス川に面する。鉄道・道路交通の要衝。同市の産業の主軸をなす航空機製造をはじめ、精油、製粉、食肉加工、農業機械などの工業が立地する。周辺の穀物・牧畜地帯の重要な市場、出荷基地としても知られる。ウィチタ・インディアンの居住地に町が創設され、1872年の鉄道の開通以来、牧畜が発達した。その後、肥沃(ひよく)な土地、石油の発見、商工業の急速な発展により、都市人口が急増してきた。博物館、美術館、劇場などの文化施設、またウィチタ州立大学、フレンズ大学などの教育施設が数多くある。[作野和世]

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