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ウィニペグ ウィニペグWinnipeg

翻訳|Winnipeg

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ウィニペグ
Winnipeg

カナダ,マニトバ州の州都。カナダの中央部にあたり,東のモントリオール,西のバンクーバー,いずれからも約 2300kmの位置にある。周辺はプレーリー (草原地帯) 東部のマニトバ低地にあり,レッド川アシニボイン川の合流点に近い。1月の平均気温は-19℃,7月の平均気温は 19℃と冬と夏の較差が大きい。年降水量約 500mm。市の母体となったのは,1811年セルカーク卿ら数百のスコットランド人の定住,および北西会社 (1804) ,ハドソン湾会社 (21) の毛皮取引所の設置である。地名はインディアンの言葉で泥の水を意味する winnipeeによる。当時の人口は 2000足らずであったが,85年カナディアンパシフィック鉄道の開通とともにコムギ地帯の中心地に発展し,プレーリー地方への玄関口となった。ノースウェスト准州での商業もここで行われ,東部および西部からの物資の集散地で,カナダの大商業都市の一つである。現在2つのカナダ横断鉄道やトランスカナダ・ハイウェーなど東西を結ぶ主要交通路のすべてが集っており,国際空港をもち,アメリカ合衆国のミネアポリスなどとも鉄道と道路で結ばれている。豊富な水力発電を背景に重要な工業都市でもあり,食肉加工,製粉,醸造,食料品,衣料,自動車,農業機械などの生産が盛ん。マニトバ大学 (1877) ,ウィニペグ大学 (1947) ,人類・自然博物館などの文教施設も多い。 1972年にセントボニフェス,セントジェームズなど周辺諸都市を市域に併合した。人口 66万3617(2011)。

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デジタル大辞泉の解説

ウィニペグ(Winnipeg)

カナダ中部、マニトバ州の州都。鉄道の分岐点にあり、穀倉地帯を控え、小麦の集散地。人口、都市圏73万(2008)。

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百科事典マイペディアの解説

ウィニペグ

カナダ,マニトバ州の州都。世界的な春小麦地帯の中心で,巨大な小麦・肉牛市場がある。農産加工,特に製粉業が盛んで,機械工業,自動車組立工業も行われる。鉄道の連絡点。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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世界大百科事典 第2版の解説

ウィニペグ【Winnipeg】

カナダ南部,マニトバ州の州都。人口61万6790(1991)。レッド川とアシニボイン川の合流点に位置し,毛皮交易時代から交通の要衝として知られた。カナダ東西のほぼ中央にあたり,開拓者にとって西部への玄関口であった。二つの大陸横断鉄道が通過し,南のアメリカ合衆国とは三つの鉄道で結ばれている。古くは1738年にフランス人探検家が到来。ついでスコットランド貴族セルカーク卿の植民の拠点となり,1835年にはハドソン湾会社が駐屯所を再建するなど,西部史の中では人口の出入りが著しく,現在でも国際色豊かな都市として知られる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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大辞林 第三版の解説

ウィニペグ【Winnipeg】

カナダ中南部、マニトバ州の州都。二つの大陸横断鉄道が交差する交通の要所で、小麦・肉牛の集散地。製粉業も盛ん。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ウィニペグ
うぃにぺぐ
Winnipeg

カナダ中南部、マニトバ州の州都。同州南部、ウィニペグ湖の南72キロメートル、アシニボイン川とレッド川の合流点近くに位置する。同州第一の都市で、人口61万9544、大都市圏の人口は67万1274(2001)。カナダの穀倉地帯を後背地とした小麦、家畜の大集散地で、プレーリー地方の中心都市として発展した。小麦の取引所、製粉や食肉などの加工業や農機具工業も発達し、州人口の約60%がウィニペグ大都市圏に集中している。レッド川東岸のセント・ボニフェースも大都市圏に含まれる。
 1733年フランスの探検家ウィニペグによって建設され、毛皮取引の拠点となり、内陸へ向かう初期の移民の基地でもあった。1873年に市となる。85年カナダ太平洋鉄道が完成し、カナダ国有鉄道をあわせて大陸横断二大鉄道の分岐点となり、南のアメリカ合衆国とも鉄道で結ばれ、陸上交通の要衝となった。ヨーロッパからの移民が多く、民俗、文化、社会などにその影響が色濃く反映している。マニトバ劇場センター、ゴシック式の中央寺院、議事堂などの建物がある。[山下脩二]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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