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ウェルズリー ウェルズリーWellesley, Richard Colley, Marquis Wellesley

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ウェルズリー
Wellesley, Richard Colley, Marquis Wellesley

[生]1760.6.20.
[没]1842.9.26. ヨークシャー,ブロンプトン
イギリスの政治家。 A.ウェリントン (公) の長兄。上院議員 (1787~97) を経て,インド総督 (在任 97~1805) となる。その間,マイソール戦争 (1799) や第2次マラータ戦争 (1803~05) などによって,インド南部および中央部でイギリスの領域を拡大し,北西部を除くインド支配を確立。帰国後,スペイン大使 (09) ,外務大臣 (09~12) ,アイルランド総督 (21~28,33~34) などをつとめた。

ウェルズリー
Wellesley

アメリカ合衆国,マサチューセッツ州東部にあるボストンの都心から西南西約 20kmにある住宅と大学の町。 1881年デダムから分離し,独立した町になった。 H. F.デュラント夫妻が創立したウェルズリー・カレッジがあり,全国的に有名。人口2万 6615 (1990) 。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ウェルズリー
うぇるずりー
Marquess Richard Collin Wellesley
(1760―1842)

イギリスのインド行政官、ベンガル総督(在任1798~1805)。第四次マイソール、第二次マラータ両戦争によって、マイソール、中央インド、マルワなどを征服し、在地政権の失政を口実にアワドの一部やその他の土侯領を併合した。武力征服による領土拡張のほか、土侯国にイギリス人駐在官を派遣し、東インド会社軍の駐留費を支払わせ、従属国化する形での版図の拡大も、彼の好んだ政策であった。他方、統治のための文官の高等教育の必要を唱え、フォート・ウィリアム研修所を開いたが、東インド会社の取締役会の承認を得られず廃止された。相次ぐ戦争の強行が歳出増を招いたことから本国で不評を買い、召喚された。[高畠 稔]

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