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エネスコ Enesco, Georges

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

エネスコ
Enesco, Georges

[生]1881.8.19. ドロホイ近郊リベニ
[没]1955.5.4. パリ
ルーマニアのバイオリニスト,作曲家。7歳でウィーン音楽院に入学,ヘルメスベルガーにバイオリンを,フックスに理論を学ぶ。 1894年パリ音楽院で,バイオリンはマルシックに,作曲はフォーレマスネに師事。演奏家として活躍するかたわら,98年『ルーマニア詩曲』で作曲家として認められる。フランスの近代的な手法のうえに,故国ルーマニアの民族音楽の要素を取入れた『ルーマニア・ラプソディー』やオペラ『オイディプス王』そのほか多数の管弦楽室内楽を作曲し,現代ルーマニアの代表的作曲家とされる。 Y.メニューインの師としても有名。

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百科事典マイペディアの解説

エネスコ

ルーマニアのバイオリン奏者,作曲家,指揮者。エネスクともいう。20世紀前半を代表する名バイオリン奏者の一人。13歳でウィーン音楽院を卒業後,パリを中心にソロや室内楽で活動。
→関連項目イェペスナットハスキル

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世界大百科事典 第2版の解説

エネスコ【Georges Enesco】

1881‐1955
ルーマニアの世界的バイオリン奏者,作曲家。ウィーンの楽友協会音楽院で学んだ後,バイオリン奏者としてデビューするが,すぐにパリ音楽院に入り,フォーレ,マスネーに作曲を学ぶ。パリを中心とした演奏活動のかたわらグリュミオー,メニューインらを教え,同時に祖国ルーマニアでも指揮を含めた演奏活動を行った。この間の作品には,民族的色彩の濃い2曲の《ルーマニア狂詩曲》(1901‐02)がよく知られているが,西ヨーロッパの伝統との総合により1920年代の様式に至り,《バイオリンソナタ第3番》(1926),歌劇《エディプス王》(1931)などの佳作を生み出した。

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大辞林 第三版の解説

エネスコ【Georges Enesco】

1881~1955) ルーマニアのバイオリン奏者・作曲家。バッハの演奏にすぐれた。代表作「ルーマニア狂詩曲」

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

エネスコ
えねすこ
George Enescu (Georges Enesco)
(1881―1955)

ルーマニアの作曲家、バイオリン奏者。ウィーン音楽院に学び、17歳でバイオリニストとしてデビュー。さらにパリ音楽院でバイオリンの腕を磨く一方、マスネやフォーレのもとで作曲を学ぶ。その後独奏者、指揮者として活躍しながら、パリのエコール・ノルマルの教授として、グリュミオー、メニューインなどを育てた。また母国の音楽振興にも努め、20世紀ルーマニア音楽の指導的存在となった。作品には、オペラ『エディプ』(1936)、管弦楽曲『ルーマニア詩曲』(1897)、二つの『ルーマニア狂詩曲』(1901、02)などがある。[寺田由美子]

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