Kauai island
ハワイ諸島の一つ。島の大部分は著しく開析されたソレアイト質玄武岩の楯状火山(Waimea canyon volcanic series,厚さ2,000m以上)からなる。その成長は5.7×106年以前に始まり,1.8×106年以上続いた。山頂に直径19kmの巨大なOlokeleカルデラを生じ,南方にのびるMakaweli地溝も同時に生じた。その後これらの凹陥地は,大部分ソレアイト質,一部アルカリ玄武岩質の厚い溶岩流で埋められた。楯状火山の成長が終わった後,長い侵食の時期が続き,Waimea canyon等の深い谷が刻まれ,またアイソスタシーにより山体全体が約2,600m沈降した。鮮新世初期にアルカリ岩系のマグマの活動が始まり,主として島の東半分に分布する多数の火口から溶岩流を噴出し火山砕屑丘を生じた(Koloa volcanic series)。岩石はアルカリかんらん石玄武岩,ハワイアイト,かすみ石玄武岩,メリライトかすみ石玄武岩,ベイサナイトなど。参考文献:G.A. Macdonald et al.(1960) Hawaii Div. Hydrography
執筆者:荒牧 重雄
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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