翻訳|Oahu
Oahu island
ハワイ諸島の一つ。島の西部は主に新第三紀後半~第四紀初頭に活動したWaianae火山(海抜1,227m)からなり,東部は新第三紀末~第四紀前半のKoolau火山(946m)からなる。前者の活動の初期にソレアイト質玄武岩の溶岩流からなる楯状火山を形成。山頂から3方向にリフトゾーンが,次いで山頂にカルデラが生じ,山体の侵食が進んでから,主としてアルカリ玄武岩系列のかんらん石玄武岩・ハワイアイト・ミュージェアライト・粗面岩などの溶岩流がカルデラを埋め,2,3の火山砕屑丘を形成。Koolau火山は新第三紀に海底火山として出発したより大きい火山で,ソレアイト質玄武岩の溶岩流からなる楯状火山。リフトゾーンは北西~南東にのび,Kailua付近に直径約10kmのカルデラを形成。その後山体の侵食が進み,貿易風の風上側(北東側)の斜面は深く侵食されて海岸線が後退したため,現在Kailuaカルデラは海岸地域にある。山稜にはリフトゾーンに貫入した多数の平行岩脈がある。第四紀に,アルカリに富み著しく不飽和なマグマ(かすみ石玄武岩・かすみ石メリライト玄武岩・かすみ石ベイサナイトなど)の活動が起こり,Koolau山脈の南東端に分布する多数の火口から溶岩流を噴出し,火山砕屑丘を生ずる(Honolulu Series)。ホノルル市街付近のDiamond Head, Punch Bowl, Salt Lake Crater, Koko Head Craterなどはすべてマグマが海水と接触したために起きた爆発の結果生じた砕屑丘である。その多くはサンゴ礁の破片を含み,また超苦鉄質の捕獲岩塊を多量に含むものがある。
執筆者:荒牧 重雄・竹下 欣宏
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
アメリカ合衆国ハワイ州の島。ハワイ諸島のなかで経済的に最も重要で,人口88万(2000。州総人口の75%),面積1531km2(ハワイ諸島中第3位)。火山性の島だが,活火山はない。南東~北西方向に2列の山脈が走り,その間に標高250~300mの平原が広がる。サンゴ礁に恵まれ,南東沿岸部には州都ホノルル,ワイキキ海岸,ダイヤモンド・ヘッドがあり観光業が発達する。サトウキビ,パイナップルを中心とした農業も重要。日本人が多く移住した所で,南岸部には1941年の日本軍の急襲で有名なパール・ハーバー(真珠湾)がある。
執筆者:矢ヶ崎 典隆
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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