カストリーズ(英語表記)Castries

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カストリーズ
Castries

西インド諸島東部,セントルシアの首都。ウィンドワード諸島中部,セントルシア島北西岸にある港湾都市。同国の主要港として,おもにバナナの積み出しを行なうが,サトウキビ,ラム酒,糖蜜,カカオ,ココナッツなども輸出。市を見おろす高台に要塞が残っている。近郊に空港がある。人口 6万5000(2006)。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル大辞泉の解説

カストリーズ(Castries)

西インド諸島東部、小アンティル諸島中部の国セントルシアの首都。セントルシア島北西部の港湾都市であり、古くから天然の良港として知られる。17世紀半ばにフランス人が建設し、19世紀初頭に英国海軍の軍港が置かれた。ノーベル文学賞を受賞したD=ウォルコットの生地。毎年5月に世界的なジャズ音楽祭が開かれる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディアの解説

カストリーズ

セントルシアの首都。セントルシア島の北西岸に位置する港湾都市で,ポート・カストリーズとも呼ばれる。西インド諸島の最良港の一つで,主としてバナナを輸出し,カリブ海クルーズの船も寄港する。19世紀から20世紀の初期までは,イギリスの重要な石炭補給基地であった。人口2万2000人(2010)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典 第2版の解説

カストリーズ【Castries】

カリブ海小アンティル諸島のウィンドワード諸島に位置するセントルシア国の首都。人口5万5000(1993)。島の北西岸,フォルチュヌ山のふもとの狭くて深い湾に面している。完全に機械化されたカストリーズ港をもち,港町としても重要な機能を果たしている。第2次世界大戦中は,アメリカ合衆国の軍事基地となっていた。近郊には政府公営の二つの空港の一つ,ビジー空港がある。【橋本 芳雄】

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

カストリーズ【Castries】

セントルシアの首都。セントルシア島のカリブ海に臨む港湾都市。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カストリーズ
かすとりーず
Castries

カリブ海東部、ウィンドワード諸島にあるセント・ルシアの首都。人口2301(1998)。都市域人口5万5000(1993)。セント・ルシア島の北西部に位置し、内陸部にまで入りこんだ湾の奥にある天然の良港である。西インド諸島における最良の港の一つで、クルーズ船の寄港地となっている。1650年にフランス人によって建設され、19世紀と20世紀にはイギリス支配のもとで船の動力源として石油が使用されるようになるまで重要な給炭港であった。数回の大火にみまわれ、古い建物は少ない。とくに、1948年の火災で市街地の大部分が消失した。大火後に都市は再建され、セント・ルシアの商業の中心地となっている。[菅野峰明]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典の解説

カストリーズ

(Castries) 中米、西インド諸島中の国セントルシアの首都。セントルシア島の北西岸にある港湾都市。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

在職老齢年金

就業している高齢世代にも一定の年金を支給する制度。2004年の年金改正で、就労を阻害せず、働くことに中立な仕組みにするため、60歳代前半の人には厚生年金(定額部分も含む)の一律2割カットの仕組みを廃止...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android