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カタヤマガイ(片山貝) カタヤマガイ

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百科事典マイペディアの解説

カタヤマガイ(片山貝)【カタヤマガイ】

イツマデガイ科の淡水産巻貝。高さ8mm,幅3mmで,くり褐色。ニホンジュウケツキュウチュウ中間宿主で,発見者宮入慶之助を記念してミヤイリガイともいう。田の溝や浅い小川の水底にすみ,流れの草の根の間やくぼみで冬眠する。

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世界大百科事典 第2版の解説

カタヤマガイ【カタヤマガイ(片山貝) Oncomelania hupensis nosophora】

日本住血吸虫の中間宿主として知られるイツマデガイ科の巻貝(イラスト)。住血吸虫症が広島県神辺町の片山丘付近に多かったのでこの名がある。また,住血吸虫の中間宿主であることを発見した宮入慶之助を記念してミヤイリガイともいう。殻はやや小さく卵形,厚く堅く,高さ0.7cm,太さ0.25cmで,細高い円錐形。巻きは8階。栗褐色で殻表は平滑で光沢がある。軟体は暗色で,触角の基部に眼がある。たんぼの溝や浅い小川にすむ。

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世界大百科事典内のカタヤマガイ(片山貝)の言及

【ニホンジュウケツキュウチュウ(日本住血吸虫)】より

…日本では,かつて甲府盆地,静岡県沼津地方,利根川流域,広島県片山地方,筑後川流域などに流行がみられたが,77年以後,最後の流行地,山梨県でも新しい感染者は出ていない。 中間宿主はカタヤマガイ(ミヤイリガイ)と呼ばれる水陸両生の小巻貝で,その体内で形成されたケルカリアが皮膚を貫いて侵入してヒトに感染する。他のキュウチュウ類と異なり雌雄異体で,成虫は門脈系静脈内で雌雄が抱合して寄生する。…

※「カタヤマガイ(片山貝)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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