カタヤマガイ(片山貝)(読み)カタヤマガイ

百科事典マイペディア 「カタヤマガイ(片山貝)」の意味・わかりやすい解説

カタヤマガイ(片山貝)【カタヤマガイ】

イツマデガイ科の淡水産巻貝。高さ8mm,幅3mmで,くり褐色。ニホンジュウケツキュウチュウ中間宿主で,発見者宮入慶之助を記念してミヤイリガイともいう。田の溝や浅い小川の水底すみ,流れの草の根の間やくぼみで冬眠する。台湾中国フィリピン等にも分布する。

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