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カブール カブール Cavour, Camillo Benso

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カブール
カブール
Cavour, Camillo Benso

[生]1810.8.10. トリノ
[没]1861.6.6. トリノ
イタリアの政治家。イタリア王国の第1代首相。ピエモンテの名門貴族出身。トリノ士官学校を卒業したが,自由主義思想をいだいて 1831年軍役を退く。フランスイギリスへの旅に出て自由主義経済と議会主義に深い確信をもって帰国し,広大な領地に資本主義的大農場経営を導入して農業改革に努め,工業化の課題に取組むため銀行設立,鉄道敷設の事業を熱心に進めた。

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カブール
カブール
Kabul

アフガニスタンの首都で,同名州の州都。険しい山地の谷間を流れるカブール川に臨み,標高 1800mに位置する。国内大都市幹線道路結ばれるほか,北はトルクメニスタンなど,東はパキスタンと道路が通じている。

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デジタル大辞泉の解説

カブール(Camillo Benso conte di Cavour)

[1810~1861]イタリアの政治家。サルデーニャ王国の首相としてクリミア戦争に参加、ナポレオン3世との密約など、巧みな外交政策と、共和主義的なガリバルディらの運動の懐柔によってイタリア統一を促進したが、完全統一がなされる直前に急死。

カブール(Kabul)

アフガニスタンの首都。ヒンズークシ山脈の南麓にあり、インド中央アジアを結ぶ交通の要地。人口、行政区254万(2006)。カーブル。

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百科事典マイペディアの解説

カブール

イタリアの政治家。1852年以降サルデーニャ王国首相として,自由主義政治を行った。内政では社会の近代化に努め,外交では英仏と接近してオーストリアと対抗した。リソルジメントを積極的に推し進め,イタリア統一戦争を勝利に導き,1861年統一国家の成立と同時に初代首相となったが,国内体制の一体化達成を目前に死去した。
→関連項目サルデーニャ王国タリバーンピエモンテ[州]

カブール

アフガニスタンの首都。ヒンドゥークシ山脈の南麓,東流するカブール川に沿う盆地にあり,標高約1800m。商業が活発。皮革・家具・ガラス工場がある。古来西アジアとインドを結ぶ交通の要地で,アレクサンドロス大王の東征以来たびたび侵入路となった。
→関連項目アフガニスタンバーミヤーン

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世界大百科事典 第2版の解説

カブール【Camillo Benso conte di Cavour】

1810‐61
イタリアの政治家。サルデーニャ王国首相としてイタリアの統一を達成し,イタリア王国の初代首相となる。トリノの名門貴族の出。士官学校を卒業後16歳で工兵士官となる。しかしカブール家の開明的な雰囲気のなかで育った彼には,当時の軍隊の保守的な空気は肌に合わず,1831年職を辞し,翌年ベルチェリ地方で父親が所有する大農場の経営に着手。その後のカブールの生き方に大きな影響を与えたのは,幾度かの外国旅行のうちでも特にイギリスとフランスにおける工場制度,鉄道,自由主義との出会いであった。

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大辞林 第三版の解説

カブール【Camillo Benso conte di Cavour】

1810~1861) イタリアの政治家。1852年サルデーニャ王国の首相となり、内政を近代化しイタリア統一戦争を展開、全土の統一をほぼ達成。

カブール【Kabul】

アフガニスタンの首都。同国北東部、海抜1791メートル の高原にある商業都市。中央アジアとインドとを連絡する交通の要地。カーブル。

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世界大百科事典内のカブールの言及

【イタリア】より

…正式名称=イタリア共和国Repubblica Italiana面積=30万1225km2人口(1996)=5746万0274人首都=ローマRoma(日本との時差=-8時間)主要言語=イタリア語通貨=リラLira長靴形に地中海に突出した半島を主体とする共和国。北はアルプスを境としてフランス,スイス,オーストリアに接し,東は地続きのユーゴスラビアとともにアドリア海を抱き,西はティレニア海に臨む。
【国土と住民】
 現在のイタリア共和国の範囲がイタリアとして理解されるようになるのは,近代になってこの範囲においてトスカナ語が共用語として用いられるようになってからのことである。…

【サボイア家】より

…【柴野 均】。。…

【リソルジメント】より

…【北原 敦】。。…

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