カリカット

  • Calicut

百科事典マイペディアの解説

インド南部,ケーララ州マラバル海岸アラビア海に臨む港湾都市。現地名はコジコーデKozhikode。香辛料,チーク材,ゴムを輸出する。アラブ商人のインド洋交易の港として古くから栄えた。1498年バスコ・ダ・ガマの上陸地。1792年英領。19世紀まで対ヨーロッパ貿易で香辛料,綿製品などを輸出して繁栄。カリカットはキャラコ(白木綿地)の語源。43万1560人(2011)。

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世界大百科事典 第2版の解説

インド南西端ケーララ州北部のマラバル海岸に面する港市。現地名はコジコーデKozhikode。人口42万(1991),大都市域人口80万人(1991)。8世紀以来アラブ商人の進出によりインド洋交易が活発となるとともに,インド西海岸の重要港市として栄えた。1487年にはポルトガル人ペロ・デ・コビリャンPero de Covihamが来航し,98年には喜望峰回りでバスコ・ダ・ガマ東アフリカから乗せたヒンドゥー教徒を水先案内人として来航した。

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精選版 日本国語大辞典の解説

(Calicut) インド南西部、アラビア海に面する都市。現在名はコジコーデ。一四九八年バスコ=ダ=ガマがこの地に到着し、一六世紀にはポルトガルの東方進出の根拠地となった。中世には手織り綿布の生産が盛んであった。

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旺文社世界史事典 三訂版の解説

インド半島南西部にある港湾都市
中世以来,中国やアラビアとの貿易で栄え,明の鄭和 (ていわ) も渡来した。1498年ヴァスコ=ダ=ガマが上陸,1792年以後はイギリスの東インド会社領となった。インド産綿織物のキャラコはその輸出港であったこの地に由来する。

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