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カルバリヨ Carvalho, Valentin

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

カルバリヨ Carvalho, Valentin

1558-1631 ポルトガルの宣教師。
イエズス会司祭。慶長3年(1598)バリニャーノらとともに来日。6年マカオにもどり,コレジヨの院長をつとめたのち,14年に再来日。16年第4代日本管区長,19年日本代理司教となるが,徳川家康キリシタン追放によりマカオにもどり,1631年インドのゴアで死去。73歳。リスボン出身。

カルバリヨ Carvalho, Diogo de

1578-1624 ポルトガルの宣教師。
イエズス会士。慶長14年(1609)来日し,天草で布教に従事。キリシタン禁令により国外追放となるが,元和(げんな)2年再来日。後藤寿庵の助力でG.アンジェリスとともに布教にあたり,仙台,蝦夷(えぞ)地(北海道)などを巡回。元和9年仙台藩に捕らえられ,10年1月4日仙台で殉教した。46歳。コインブラ出身。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カルバリヨ
かるばりよ
Diego de Calvalho
(1578―1624)

イエズス会司祭。ポルトガルのコインブラに生まれ、1594年イエズス会に入った。1609年(慶長14)マカオより来日し天草、京都にあったが、14年マカオに追放され、16年(元和2)再来日した。日本名を長崎五郎右衛門と称し、主として仙台地方で布教に従事し、二度蝦夷(えぞ)(北海道)まで足を運んだ。東北地方の有力キリシタン後藤寿庵(じゅあん)の領地見分(みわけ)(岩手県奥州(おうしゅう)市)をしばしば訪ねたが、仙台藩の探索が厳しくなり、下嵐江(おろしえ)の銀山に逃れ信者とともに隠れ住んだ。24年(寛永1)2月に捕らえられ、同月22日仙台広瀬川にて凍死による殉教を遂げた。1867年福者(聖人の次位者の称号)に列せられた。[宮崎賢太郎]
『浦川和三郎著『東北キリシタン史』(1957・巌南堂書店) ▽フーベルト・チースリク著『北方探検記』(1962・吉川弘文館)』

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