カレリア

精選版 日本国語大辞典 「カレリア」の意味・読み・例文・類語

カレリア

(Kareliya) ロシア連邦を構成する自治共和国。西はフィンランドに接し、東に白海を抱く。首都ペトロザボーツク。フィン族のカレリア人居住

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デジタル大辞泉 「カレリア」の意味・読み・例文・類語

カレリア(Kareliya/Карелия)

ロシア連邦を構成する共和国。西はフィンランドに接し東に白海を抱く。首都ペトロザボーツク木材工業などが盛ん。基幹民族フィン族のカレリア人だが、ロシア系が大半を占める。
[補説]作品名別項。→カレリア

カレリア【Karelia】[曲名]

シベリウス管弦楽曲。全3曲。1893年作曲。フィンランドとロシアの国境沿いに広がるカレリア地方の民謡伝承題材とする同名劇付随音楽改編

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百科事典マイペディア 「カレリア」の意味・わかりやすい解説

カレリア

ロシア北西部の共和国。北東部は白海に面し,大部分丘陵地エスカーが多い。湖水面積が国土の約15%。白海・バルト海運河開通によって開発が進み,木材,製紙などの工業が行われる。鉱産資源も多く,酪農も盛ん。住民はロシア人,カレリア族が主で,民族叙事詩カレワラを生んだ地。1721年ロシア領,1940年カレロ・フィン社会主義共和国,1956年カレリア自治共和国に格下げ。1990年の主権宣言で再び共和国に昇格。南西部は,フィンランドとの間に領土問題を抱えている。主都はペトロザボーツク。17万2400km2。68万4200人(2010)。
→関連項目キージ島の木造教会

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山川 世界史小辞典 改訂新版 「カレリア」の解説

カレリア
Karelia

白海の西,フィンランドの東にあり,北をムルマンスク州,南をレニングラード州に囲まれたロシア連邦内自治共和国。カレリア人が居住している。首都ペトロザヴォーツク。1940~56年はカレロフィン共和国と称していた。

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デジタル大辞泉プラス 「カレリア」の解説

カレリア

フィンランドの作曲家ジャン・シベリウスの管弦楽用組曲(1893)。原題《Karelia》。フィンランドとロシアの国境沿いに広がるカレリア地方の民謡や伝承に着想を得て作曲された。

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