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キセワタ キセワタPhiline argentata

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

キセワタ
Philine argentata

軟体動物門腹足綱キセワタ科。高 2cm,殻径 1.4cm。軟体は白色でナメクジ状,前方に大きい方形の頭楯があるが眼や触角を欠き,後方は殻を外套膜で完全に包み込んでいる。殻は白色,半透明で薄く,螺塔ははなはだ小さい。体層は大きいが広い殻口で占められ,巻いている部分は狭い。殻表は全面に刻点列の螺状溝がある。二枚貝などをまるのみにして食べ,胃にある3つの石灰質の板 (胃板) ですり砕いて消化する。北海道南部から九州に分布し,水深 30mぐらいまでの砂泥底にすむ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

キセワタ
きせわた
[学]Leonurus macranthus Maxim.

シソ科の多年草で、山の草地に生える。茎は方形で直立し、高さ40センチメートルから1メートル。葉は対生し、短い柄があり、卵形で全体に粗い毛があり、長さ5~9センチメートル、縁に粗い鋸歯(きょし)がある。花は8~9月ごろ茎上部の葉腋(ようえき)に集まってつき、淡紅紫色、二唇形で長さ2.5~3センチメートル。外面は白毛が多く、物の上にかぶせる綿、すなわち着せ綿で花が覆われたようにみえるのでキセワタの名がある。萼(がく)は5裂し、裂片は鋭い刺(とげ)状。日本、朝鮮、中国に分布する。[村田 源]

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世界大百科事典内のキセワタの言及

【メハジキ】より

…同属のL.cardiaca L.も同様に用いられ,motherwortの英名がある。キセワタL.macranthus Maxim.は山の草地に生え,葉は卵形で鋸歯があり,花も大きい。日本,朝鮮,中国に分布する。…

※「キセワタ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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