ギンガム(英語表記)gingham

翻訳|gingham

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

先染綿布の一種経糸,緯に 20~60綿番手の色糸,さらし糸を用い,5cm角に 180~300本程度の密度で織った縦縞および格子の平織物,または類似した化学繊維織物。語源縞柄マレー語 genggang。使用糸の番手により 20 (にまる) ギンガム,30ギンガム,40ギンガム,60ギンガムがある。用途はの婦人子供服,シャツ,ワイシャツ,パジャマエプロン,カーテン地など。

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百科事典マイペディアの解説

平織の綿織物の一種。丈夫な染色糸とさらし糸を用い(しま)や格子柄に織るが,色無地や玉虫色もある。軽くて通気性があり丈夫なので,夏の婦人子ども服地,シャツ,カーテンなどに適する。最近は化繊や合繊もある。
→関連項目ゼファー

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世界大百科事典 第2版の解説

5mm前後の幅で,格子または縞を織り出した先染(さきぞめ)の綿の平織物。経緯糸に同じ太さの色糸とさらし糸を用い密度も同じに織る。使用糸の番手によって20(にいまる)ギンガム,30(さんまる)ギンガム,40(よんまる)ギンガムなどに分けられ,60番手の綿糸を用いて織った上質のものを,シャンブレーギンガムという。いずれも糸が堅牢染なので丈夫で色落ちもなく,さらりとした風合いから夏の婦人子ども服,寝巻,エプロンなどに,また室内装飾や手芸など幅広く用いられる。

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大辞林 第三版の解説

先染め糸と晒糸さらしいとを組み合わせて格子縞を表した平織り綿布。さらりとして薄く、色落ちしない。夏の婦人服・子供服などに用いる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

格子柄に織り出した平織の綿織物。多くは白地に1色であるが、2、3色以上のものもある。比較的細い単糸の20~50番の綿糸を使い、ポプリンのような風合いの緻密(ちみつ)に織りあげたものである。日光堅牢(けんろう)度の強いナフトール、硫化染料で染色される。ギンガムとは、格子縞(じま)の綿織物をさすgingang(マレー語)、フランスで模織した地方名のギンガンGingampからきたとするものがあるが、定説はない。わが国では、兵庫県西脇(にしわき)市付近で生産されるものが多く、夏の婦人子供服地、ブラウス、パジャマなどに広く使われる。[角山幸洋]

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 (gingham) 格子縞模様、または碁盤型に太糸で縦横格子を入れた西洋風の平織木綿。婦人服、子供服などに用いる。ギガン。
※浮雲(1949‐50)〈林芙美子〉四三「ゆき子の赤縞のギンガムのスカートが」

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