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クメール族 クメールぞく Khmer

翻訳|Khmer

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

クメール族
クメールぞく
Khmer

カンボジアの人口の大半を占める民族。先史時代からモン族と混血し,これに1~2世紀頃から南インド系植民者が混血したものとみられ,その他マレー人の血も混っているとみられている。言語はモン=クメール語族に属する。

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世界大百科事典 第2版の解説

クメールぞく【クメール族 Khmer】

インドシナ半島のカンボジアを中心に住む民族で,アウストロアジア語系諸族に属し,クメール語を話す。アンコール朝を建設した人々の末裔である。カンプチア人クマエ人と自称し,カンボジア以外ではベトナム南部のメコン川デルタ地帯に約100万人(カンプチアクロムと自称),タイのコーラート高原からムーン川流域に約200万人居住している。揺籃の地メコン川中流域といわれ,早くからインド文化を受容し,国家形成を行った。

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世界大百科事典内のクメール族の言及

【アウストロアジア語族】より

…G.Difflothによる分類によれば,そのおもなものは以下の通りである。(1)ムンダ諸語Munda(インド)(a)北ムンダ語派 サンターリー語Santali,ムンダーリー語Mundariなど(b)南ムンダ語派 カーリア語Kharia,ソーラ語Soraなど(c)西ムンダ語派 ナハーリー語Nahali(2)ニコバル諸島諸語Nicobarese(3)モン・クメール語族Mon‐Khmer(a)カーシー語派Khasi(アッサム地方) 標準カーシー語Standard Khasiなど(b)パラウン語派Palaungic(ビルマ) パラウン語Palaung,ワ語Wa,ダノ語Danaw,ラワ語Lawaなど(c)モン語派Monic(ビルマ,タイ) モン語Monなど(d)クム語派Khmuic(タイ,ラオス) クム語Khmu,ラメート語Lametなど(e)ベト・ムオン語派Viet‐Muong(ベトナム) ベトナム語Vietnamese(南・北等の方言がある),ムオン諸語Muong(正しくはMu’o’ng)など(f)カトゥ語派Katuic(ベトナム) カトゥ語Katu,ブル語Bru,クイ語Kuy,パコ語Pacohなど(g)バナル語派Bahnaric(ベトナム,カンボジア) スティエン語Stieng,チュラウ語Chrau,スレ語Sre,ムノン語Mnong,ロベン語Loven,ブラオ語Brao,バナル語Bahnar,セダン語Sedangなど(h)ペアル語派Pearic(カンボジア) ペアル語Pear,チョン語Chong,サムレ語Samreなど(i)クメール語Khmer(カンボジア,ベトナム,タイ。北・中・南等の諸方言がある)(j)ジャハイ語派Jahaic(マレーシア) ジャハイ語Jahaiなど(k)セノイ語派Senoic(マレーシア) テミアル語Temiar,セマイ語Semaiなど(1)セメライ語派Semelaic(マレーシア) セメライ語Semelaiなど この中で政治・文化的に重要なのは,モン・クメール語族に属するクメール語(カンボジア語),ベトナム語モン語で,前2者はいずれも国語であり,モン語は古く栄えたモン族の言語として,ビルマ(現,ミャンマー)とタイとに文化的に大きな影響を与えた。…

【クメール語】より

…カンボジアを中心に,タイとベトナムに分布するクメール族の言語。カンボジア語Cambodianとも呼ばれる。アウストロアジア語族中のモン・クメール語族に属し,使用人口は600万人くらいと推定される。南インド系の文字を使用,7世紀初頭以来の碑文が残っている。文法的にはいわゆる孤立語で,名詞・代名詞の格変化,動詞の人称・数・時制などによる活用などの語形変化はいっさいなく,語順と助辞が文法的に大きな役割を果たしている。…

【稲作文化】より

… このような原初的な技術段階を出発点として,その後どのようにして稲作文化が成熟していったかを跡づけるためには,古代以降の日本の文献記録を分析することができるし,今日の生活様式としては東南アジアの平地諸民族の生活とその文化が参考になる。ここでは主としてタイ族,クメール族の事例にしたがって稲作文化の骨組みをさぐってみよう。 その場合にまず考えられることは,稲作のリズムと生活暦との相似である。…

【カンボジア】より

…カンボジアの大地は高温多湿で蒸し暑く,年平均気温が27℃,乾季が12月から5月まで,雨季が6月から11月まで,年降水量は1400mmから2000mmであり,熱帯モンスーン気候である。
【住民】
 クメール族はメコン川中流域から南下して,現在の平地平野部に住むようになった。主として農業に従事し,就業者人口の約7割を占めている。…

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