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クレオール クレオール Creole

翻訳|Creole

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デジタル大辞泉の解説

クレオール(Creole)

西インド諸島中南米などで生まれ育ったヨーロッパ人。特にスペイン人、フランス人をいう。クリオール。

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百科事典マイペディアの解説

クレオール

カリブ海地域で,現地で生まれ育った者を,ヨーロッパやアフリカで生まれ育った者と区別して呼んだ呼称。動植物や料理,言語,建築など生活様式全般についても同じ意味で用いる。
→関連項目共通語近代スポーツ混血コンフィアンジャズシャモアゾースワヒリ語セガニューオーリンズ

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世界大百科事典 第2版の解説

クレオール【Creole】

スペイン語ではクリオーリョcriollo。クリオーリョの原義は〈育てられた人〉で,16世紀には新大陸生れの純粋のスペイン人を指す言葉として用いられた。その後,この言葉は拡大解釈され,ヨーロッパ以外のさまざまな植民地で生まれたヨーロッパ人,とくにスペイン人の子孫に用いられたが,イスパノ・アメリカの大部分においては,やはり新大陸生れのスペイン人を意味していた。しかし,時の経過とともに,他国出身であっても,新大陸で生まれた者,新大陸に定着した者を指す言葉としても用いられ,アフリカから連れて来られた黒人と区別するため,新大陸生れの黒人がクリオーリョと呼ばれることもあった。

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大辞林 第三版の解説

クレオール【creole】

〔クリオール・クリオーリョとも〕
〔Creole〕 植民地で生まれたネーティブ以外の人々。本来はスペイン語で「クリオーリョ」といい、新大陸生まれのスペイン系の人々を指したが、後、植民地生まれの白人を指すようになり、やがて混血、さらにアフリカ系をも含むように意味が広がった。
宗主国と植民地などの二つの言語が混成した言語。母語とする話者をもつ点で、ピジンと区別される。
アメリカのルイジアナ州ニューオーリンズを発祥とするスペイン系の料理。スパイスの風味が強いのが特徴。また、トマトやピーマンを用いたピラフ料理をいうこともある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

クレオール
くれおーる
creole

言語接触から生じたピジンpidginが発達して、それを母語とする話者をもつに至ったもの。言語のタイプの名称であって、一言語の名ではない。代表例はハイチフランス語クレオールHaitian Creoleなど。言語自体としてはピジンとはっきりした差異はないが、生活のあらゆる面で使用されるため語彙(ごい)が増え、複雑なことを表現できるようになっている。ベースになった言語からみれば、ブロークンだという感じがあり、低く評価されてきたが、近年正書法を確立し、詩や小説などを生み出しているものもある。使用されている地域のほとんどが発展途上国に属するため、目だたないが、けっしてまれな存在ではない。[桜井 隆]

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世界大百科事典内のクレオールの言及

【アフロ・アメリカ文化】より

…音楽については〈ラテン・アメリカ音楽〉の項を参照。
[言語]
 アフロ・アメリカではスペイン,ポルトガル,オランダ,イギリス,フランスなどの植民列強の進出にともない,その母国語と黒人奴隷がもたらした西アフリカ部族語との混合が何世紀かにわたって行われ,その結果,現在クレオール,パピアメント,ニャニギスモなどと呼ばれるいくつかの混合言語が生まれている。クレオール語はハイチ,マルティニク,グアドループなどで話される,フランス語とアフリカ語との混合言語である。…

【ジャズ】より

…多くの研究家がジャズと西アフリカの音楽との関連を探ろうとして失敗したのは,ラテン・アメリカ時代の100年を考慮に入れなかったことと,ジャズが著しくヨーロッパ音楽寄りに発展したためであろう。アフリカからの音楽は,キューバでスペイン音楽と混じってアフロ・キューバン音楽を作り出し,フランス領ハイチではシャンソン・クレオールchanson creoleを作った。そしてこれらを通してアメリカへ渡り,ヨーロッパ音楽との出会いによってジャズとなった。…

【セーシェル】より

…正式名称=セーシェル共和国Republic of Seychelles∥République des Seychelles面積=455km2人口(1996)=7万人首都=ビクトリアVictoria(日本との時差=-5時間)主要言語=英語,フランス語,クレオール語通貨=セーシェル・ルピーSeychelles Rupeeアフリカ大陸東岸約1700km沖のインド洋上にある同名の諸島を中心に構成される共和国。
[自然]
 100以上を数える島々は二つに大別できる。…

【ニューオーリンズ】より

…フランスがイギリスとの植民地戦争で敗れた62年,ミシシッピ川の西のルイジアナとともにスペインに譲渡されたが,1800年にはふたたびフランス領に戻った。この間,植民者たちは周辺に広大な農園(プランテーション)を開き,奴隷労働をもとにして発展,ニューオーリンズに富を集め,この地にフランス系とスペイン系の混交する〈クレオール〉文化を育てた。 1803年,ジェファソン大統領のルイジアナ購入によって,ニューオーリンズはアメリカ合衆国の領土になった。…

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