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クロム鉄鉱 クロムてっこうchromite

翻訳|chromite

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

クロム鉄鉱
クロムてっこう
chromite

FeCr2O4クロムの重要な鉱石鉱物スピネル族鉱物。等軸晶系完面像。硬度 5.5,比重 4.2~4.8。褐色ないし鉄黒色。亜金属ないし金属光沢。条痕は褐色。橄欖岩や蛇紋岩中に網状脈として産することが多く,ニッケル鉱物や白金鉱物をしばしば伴う。

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デジタル大辞泉の解説

クロム‐てっこう〔‐テツクワウ〕【クロム鉄鉱】

鉄とクロムとの酸化物からなる鉱物。金属光沢のある黒色不透明の八面体の結晶。等軸晶系。多くは塊状で、橄欖岩(かんらんがん)蛇紋岩中に産出。クロムの原料。

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百科事典マイペディアの解説

クロム鉄鉱【クロムてっこう】

金属光沢をもつ黒色半透明または不透明のもろい鉱物で,クロムの鉱石。組成はFeCr2O4。等軸晶系で結晶は八面体。硬度5.5,比重4.5〜4.8。ときに弱い磁性を帯びる。
→関連項目尖晶石

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世界大百科事典 第2版の解説

クロムてっこう【クロム鉄鉱 chromite】

クロムの重要な鉱石鉱物。化学組成はFeCr2O4であるが,多くの場合FeはMgに,CrはAlおよびFeによって一部置換されている。立方晶系。八面体,塊状,粒状。もろい。黒色,金属光沢。モース硬度5.5,比重4.5~4.8(実測値),5.09(純粋なFeCr2O4についての計算値)。条痕は褐色。クロム鉱床は大規模な層状塩基性貫入岩体中に層状をなすものと,造山帯中のカンラン岩体あるいは蛇紋岩化したカンラン岩体に伴うものがある。

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大辞林 第三版の解説

クロムてっこう【クロム鉄鉱】

鉄とクロムとの酸化物で、クロムの原料鉱石。等軸晶系に属し、塊状・等粒状などを呈し、褐色ないし鉄黒色で金属光沢を有する。蛇紋岩や橄欖かんらん岩中に産する。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

クロム鉄鉱
くろむてっこう
chromite

クロム(Cr)のもっとも重要な鉱石鉱物の一つ。スピネル族鉱物の一員。磁鉄鉱のクロム置換体に相当する。塩基性岩の長石に乏しい部分や超塩基性岩中に塊状や層状の集合体をなし、大規模な鉱床を形成するほか、これらの岩石に伴われる炭酸塩岩中、特殊な変成スカルンや隕石(いんせき)中に産する。また月表面の月面海玄武岩mare basaltにも含まれる。塩基性岩関係のものは蛇紋石、苦土橄欖(かんらん)石、透輝石などとともに産し、変成スカルン中のものは、石英、透輝石、灰クロムざくろ石などとともに産する(石英と共存しないという従来のいい伝えは誤り)。日本では愛媛県宇摩(うま)郡土居(どい)町(現、四国中央市)の赤石鉱山(閉山)のものの一部がクロム鉄鉱にあたるほか、群馬県高崎市吉井地区でも端成分に近いものがある。命名は、紅鉛鉱中に発見された元素クロムが主成分をなしていることによる。[加藤 昭]

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