コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

紅鉛鉱 こうえんこう crocoite

2件 の用語解説(紅鉛鉱の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

紅鉛鉱
こうえんこう
crocoite

PbCrO4単斜晶系の鉛とクロムの鉱物。紅 (べに) 鉛鉱ともいう。硬度 2.5~3,比重 6.0。深紅色または紅黄色。ガラス光沢。柱面に平行な条線の発達した柱状結晶。元素のクロムが発見 (1797) されたのはこの鉱物からである。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

紅鉛鉱
こうえんこう
crocoite

クロム酸第一鉛の鉱物。元素クロムは、1797年ロシアウラル地方ベレソフスクBeresovsk産の本鉱物から初めて発見された。自形は美しい赤橙色の単斜柱状結晶で、菱形(ひしがた)の断面と錐(すい)面をもつ。おもに深所生成の鉛鉱床の酸化帯中にほかの鉛二次鉱物と共存して産するほか、超塩基性岩中に単独で脈をなすこともある。日本での産出は知られていない。原子配列は、モナズ石と同構造である。英名は色の類似からギリシア語のサフランを意味するクロコスに由来する。[加藤 昭]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

紅鉛鉱の関連キーワード黒雲母クロム酸鉛コバルト華双軸結晶単斜晶系カリ長石シトクロムシトクロムcクロムイェロー単斜晶系セレン

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone