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クロロプレン クロロプレンchloroprene

翻訳|chloroprene

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

クロロプレン
chloroprene

合成ゴムの原料の一種。アセチレン塩化銅-塩化アンモニウム錯塩水溶液に通し,塩化水素を加えて製造するか,またはブタジエンを塩素化したのち脱塩酸しても製造できる。揮発性のある無色の液体。

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百科事典マイペディアの解説

クロロプレン

化学式はCH2=CCl−CH=CH2。特有の臭気を有する無色の液体。沸点59.4℃,比重0.957。水に難溶,有機溶媒に易溶。ブタジエンの塩素化で得られるジクロロブテンの脱塩酸によって合成される。

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世界大百科事典 第2版の解説

クロロプレン【chloroprene】

2‐クロロ‐1,3‐ブタジエンにあたる。化学式CH2=CClCH=CH2。沸点59.4℃,比重0.957の無色揮発性液体。水には難溶だが,エチルアルコールエーテルには任意の割合で溶解する。きわめて重合しやすく,放置しても重合してゴム状のポリクロロプレンになる。アセチレンを塩化第一銅と塩化アンモニウム錯塩水溶液に通じて得られる1‐ブテン‐3‐イン(モノビニルアセチレン)に,塩化第一銅存在下で塩化水素を付加させて得られる。

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大辞林 第三版の解説

クロロプレン【chloroprene】

触媒の存在下でアセチレンに塩化水素を反応させるかブタジエンに塩素を反応させて得られる無色揮発性の液体。化学式 CH2=CCl-CH=CH2 光・熱・酸素により容易に重合する。合成ゴムの一種ポリクロロプレン(商標名ネオプレン)の原料。クロロブタジエン。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

クロロプレン
くろろぷれん
chloroprene

ハロアルケン(ハロゲン原子をもつアルケン)の一つ。正しくは2-クロロ-1,3-ブタジエンという。揮発性の無色液体。工業的製法として、ブタジエンから合成する方法がある。ブタジエン法は、ブタジエンを300℃で塩素化したのち銅塩触媒により異性化させて得た3,4-ジクロロ-1-ブテンを、水酸化ナトリウム水溶液で脱塩化水素することにより製造する。
 光、熱、酸素により容易に重合する。乳化重合して得た重合体は耐熱性、耐薬品性、耐老化性、難燃性をもち、ネオプレンの商品名で知られる合成ゴムとして広く利用され、またゴム系接着剤としても用いられている。[谷利陸平]

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