グラデーション(読み)ぐらでーしょん

カメラマン写真用語辞典の解説

グラデーション

 写真の中の明るい部分から、中間的な明るさを経て暗い部分まで、濃度が連続的に変化していくこと。階調とも言う。明るさの変化が細やかな写真を「グラデーションが豊かだ」と表現したりする。

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世界大百科事典 第2版の解説

グラデーション【gradation】

写真画像の光輝部から陰影部まで,漸次移行していく濃淡の変化の具合を意味し,階調とも呼ばれる。一般的には濃度の変化がゆるやかで豊富なものが調子の良いグラデーションとして評価される。それは肉眼で知覚される明暗差の段階に比べて,写真の場合は段階が狭くなりがちなので,肉眼の見え方に近い再現を求めるならば,できるだけ豊富なグラデーションに整える必要があるからである。そのためには被写体色彩や光の当り方,フィルム印画紙特性露出,現像条件などが関係するので,これを計画的に調整しなければならない。

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大辞林 第三版の解説

グラデーション【gradation】

写真・絵画などの濃淡の段階的な推移。階調。ぼかし。濃淡法。

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精選版 日本国語大辞典の解説

グラデーション

〘名〙 (gradation)
① 写真やテレビジョンなどの画像の濃淡度。また、色調の段階的な変化の度合。階調。〔アルス新語辞典(1930)〕
② 段階。等級

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世界大百科事典内のグラデーションの言及

【大発生】より

…大発生には大きく分けて二つの型があり,一つは一世代だけで急激な個体数増加を示すもので突発的大発生sudden outbreakと呼ばれる。もう一つは数世代かけて高密度に至るもので漸進的大発生gradationと呼ばれる。後者の大発生は農作物や森林の病害昆虫によく見られ,しばしば破滅的な大被害をもたらすことがあり,農林学上深刻な問題となる。…

※「グラデーション」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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