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ゲラ Gela

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ゲラ
Gela

シチリア島南岸の古代ギリシアの植民市 (アポイキア ) 。現ジェラ。前 688年頃クレタ人とロードス人によって建設された。ゲラ川流域の沃野を支配して内陸の先住民にも勢力を拡大し,僭主クレアンドロスとヒポクラテスのときには,シチリアの最強国となった。しかしゲロンが前 485年にシラクサを奪取し,そこに政庁を移す際,約半数のゲラ市民は強制的に同行させられた。ゲラはその後再び復興したが,前 405年カルタゴ人に破壊され,シラクサのディオニュシオス1世によって放棄された。前 337年頃チモレオンによる再建も前 311年シラクサの僭主アガトクレスの 4000人の市民殺戮によって挫折し,前 280年アクラガスのフィンチアスはゲラの住民を新市フィンチアスに移した。

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デジタル大辞泉の解説

ゲラ

galleyから》
組み上げた活字の版を入れる木製の浅い箱。
ゲラ刷り」の略。

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世界大百科事典 第2版の解説

ゲラ

活字組版を入れる長方形の盆。英語のgalleyからきた語。組みゲラと置きゲラの2種がある。前者は隣接した2辺に縁があり,植字作業に用いる。すべて木製のものと,底が黄銅製のものとがある。置きゲラは,取りゲラともいい,組みあがりの版を運搬あるいは保存するのに利用する。3方に縁があるが,積みあげて保管する際,活字の面が上のゲラ底に触れないように,縁が活字の高さより高くできている。なお,組みゲラに入れたまま刷った校正刷りのことをゲラ刷りというが,現在では活版の校正刷りすべてをいう場合が多い。

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大辞林 第三版の解説

ゲラ

〔galley から〕
活字組版を収める箱状のもの。
ゲラ刷り 」に同じ。

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世界大百科事典内のゲラの言及

【校正】より

…すなわち,印刷に先だち,正誤の任を果たすとともに体裁上の整備をも行う重要な作業の一つである。校正の順序としては,原稿そのものについて整理をかねてする原稿校正もあるが,活字組版の場合,一般には印刷所内で植字工が組み上げると,これを仮刷りし(この仮刷りを校正刷り,または植字用の組盆をゲラ(英語のgalleyをなまったもの)と称する関係からゲラ刷りともいう),それを他の係が原稿と照合してひととおりの校正をするところから始まる。これをうち校正または単に内校と呼ぶ。…

※「ゲラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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