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コムクドリ コムクドリAgropsar philippensis; chestnut-cheeked starling

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

コムクドリ
Agropsar philippensis; chestnut-cheeked starling

スズメ目ムクドリ科。全長 19cm。雄は額から頭上,喉が白色,胸から腹の中央部がくすんだ白色で,頬が褐色,脇が灰青色である。背は金属光沢のある黒色,腰は黄褐色,と尾は藍黒色で,翼上面に白帯がある。と脚は黒色。雌は頭部,胸,腹は淡青色を帯びる灰色,背,翼,尾は黒褐色サハリン島南部と日本で繁殖し,南西諸島南部,フィリピンボルネオ島北部に渡って越冬する。日本では夏鳥(→渡り鳥)として 4月に渡来し,本州の中部以北の山地と北海道の平地の疎林や市街地で繁殖する。樹洞,屋根の瓦の下,巣箱などで営巣し,昆虫,果実,木の実などを食べる。「きゅるきゅる」と鳴く。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

コムクドリ
こむくどり / 小椋鳥
red-cheeked starling
[学]Sturnus phillippensis

鳥綱スズメ目ムクドリ科の鳥。同科ムクドリ属16種中の1種。全長約19センチメートル、頭上は灰白色、背面紫黒色で下面は汚白色。日本の本州中部以北、北海道、南千島などで繁殖し、冬季はフィリピンボルネオ島などに渡る。[坂根 干]

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世界大百科事典内のコムクドリの言及

【ムクドリ(椋鳥)】より


[種類]
 代表的な属はムクドリ属Sturnus(16種)とハッカチョウ属Acridotheres(ハッカチョウ(イラスト)など6種)で,前者はユーラシア大陸とマレー諸島に,後者は南アジアに広く分布する。日本には,ムクドリのほかに,ムクドリ属のコムクドリS.philippensisが夏鳥として渡来し,本州中部以北で繁殖する。また,カラムクドリS.sinensisとシベリアムクドリS.sturninusが迷鳥として渡来する。…

※「コムクドリ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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