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コモディティ化 こもでぃでぃか

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知恵蔵2015の解説

コモディティ化

コモディティー化」のページをご覧ください。

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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産学連携キーワード辞典の解説

コモディティ化

コモディティ化」とは、高付加価値の製品の市場価値が低下し、一般的な商品になることを指す。技術の側面から見ると、技術としての競争力が低下し、一般的な技術となることと言える。技術開発を行うに当たっては、研究開発費を回収できるだけの収益を得られるかがビジネス戦略上、重要となるため、収益を得ることができる期間に関わる、技術の「コモディティ化」の早さを検討する必要がある。

出典|(株)アヴィス
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

コモディティ化
こもでぃてぃか
commoditizationcommoditizing

競合する企業の製品やサービスについて、性能、品質、ブランド力などに大差がなくなり、顧客からみて「どの会社の製品やサービスも似たようなもの」に映る状況をさすマーケティング用語。企業間の技術力やサービス力の高度化・均質化に起因するとされており、顧客は価格(料金)や購入(利用)しやすさのみを基準にものやサービスを選好するようになる。単に製品やサービスの無個性化が進むだけでなく、価格や料金が低下する傾向が強い。このため高価なものやサービスが低価格化・大衆商品化してしまうことも、コモディティ化とよぶ場合がある。もともとコモディティcommodityとは原油、貴金属、小麦、トウモロコシ、大豆など量り売りで取引される商品をさしており、これらは産地や品種に違いがあっても、商品として本質的に違いがないものである。コモディティ化には携帯電話などのハイテク製品からエステティックサロンなどのサービスまでが、ブランドによる違いがみられない、原油やトウモロコシのような商品になるという意味も込められている。
 コモディティ化は洗剤、歯ブラシなど生活関連商品から始まり、ハンバーガーショップや牛丼チェーン店のようなサービス分野に広がった。さらに最近では耐久財や生産財にまで拡大している。低コスト生産が可能な新興国の台頭と、インターネットの普及による情報格差の解消で、21世紀に入って顕著になったとされる。コモディティ化が進むと、企業は過度な値引き競争に陥りやすく、利益が生じにくくなる。このため経済学の世界では、他と違った商品提供を前提とする伝統的マーケティング理論を補完する新たな理論が注目を集めている。たとえば、他と違った品質や性能を深く垂直的に追求するのではなく、顧客が気づかない発想やニーズを探る「水平的マーケティング理論」のほか、複数の製品やサービスを組み合わせて顧客需要にマッチした問題解決を目ざす「ソリューション理論」、顧客の購買過程全般からむだや非効率を取り除こうとする「リーン(そぎ落とし)消費理論」などである。[編集部]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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