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コリングウッド コリングウッドCollingwood, Cuthbert, 1st Baron Collingwood

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

コリングウッド
Collingwood, Cuthbert, 1st Baron Collingwood

[生]1748.10.24. ニューカッスルアポンタイン
[没]1810.3.7. ミノルカ島沖
イギリスの軍人,提督。フランス革命戦争に際し,1794年ブレスト沖の「6月1日の戦い」,1797年サンビセンテ岬の海戦に参加。ナポレオン戦争では 1805年のトラファルガルの戦いでホレーショ・ネルソンの副将として活躍。ネルソンの戦死後,艦隊の指揮をとり,戦功によって男爵位を授けられた。

コリングウッド
Collingwood, Robin George

[生]1889.2.22. ランカシャー,カートメルフェル
[没]1943.1.9. ランカシャー,コニストン
イギリスの哲学者,歴史学者,考古学者。オックスフォード大学に学び,1912年同大学評議員,35~41年同大学形而上学教授。最初,考古学と歴史学に関心をもち,"Roman Britain" (1936) を著わしたが,のち哲学,歴史哲学芸術哲学に転じた。哲学的には,J.ウィルソンに代表されるオックスフォード実在論の批判から出発,理想主義の立場に立ち,哲学と歴史学との総合を試みた。芸術哲学的には,B.クローチェから出発し,芸術を表現,言語の観点から考察した。主著"Religion and Philosophy" (16) ,"Speculum Mentis" (24) ,『芸術哲学概論』 Outlines of Philosophy of Art (25) ,"An Essay on Philosophical Method" (33) ,"The Principles of Art" (38) ,"An Autobiography" (39) ,"An Essay on Metaphysics" (40) ,"The New Leviathan" (42) ,"The Idea of History" (46) ,"Essays in the Philosophy of Art" (64,A. Donagan編) 。

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百科事典マイペディアの解説

コリングウッド

英国の哲学者。1935年−1941年オックスフォード大学モードレン・カレッジ形而上学教授。著作は思想界の実証主義的風潮に抗した《哲学的方法論》(1933年),《形而上学研究》(1940年)や死後まとめられた《自然の観念》(1945年),《歴史の観念》(1946年)など。

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デジタル大辞泉プラスの解説

コリングウッド

《Collingwood》イギリス海軍の戦艦。アドミラル級の1番艦。1882年進水、1887年就役。名称はナポレオン戦争時に活躍したイギリス海軍提督、カスバート・コリングウッドの名にちなむ。1909年解体。

コリングウッド

《Collingwood》イギリス海軍の戦艦。セント・ヴィセント級。1908年進水、1910年就役の弩級戦艦。第一次世界大戦では、ユトランド沖海戦に参加。1922年、スクラップとして売却。

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世界大百科事典 第2版の解説

コリングウッド【Robin George Collingwood】

1889‐1943
イギリスの哲学者,歴史家。オックスフォード大学で古典学,考古学,歴史学,哲学を学び,1912‐34年同大学のペンブルック・カレッジのフェローとして哲学とローマ史を講じ,35年にはモードレン・カレッジの形而上学教授となった。41年病気のため辞職。歴史学・考古学研究の成果は《ローマン・ブリテン》(1921)をはじめ数々の著作にまとめられたが,一方で哲学の領域でも《哲学的方法論》(1933)から《形而上学研究》(1940)まで,30年代のオックスフォードに支配的だった実証主義的風潮に抗する一匹狼的な活動が旺盛に続けられた。

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大辞林 第三版の解説

コリングウッド【Robin George Collingwood】

1889~1943) イギリスの歴史学者・哲学者。あらゆる歴史は思考の歴史であるとみなし、歴史哲学の構築を試みた。著「ローマン-ブリテン」「歴史の観念」

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

コリングウッド
こりんぐうっど
Robin George Collingwood
(1889―1943)

イギリスの哲学者、歴史家。オックスフォード大学教授。『ローマン・ブリテン』(1936)の研究では歴史家としても一流であるが、彼の本領は哲学にあり、哲学と歴史とを関連づける歴史哲学にその核心を置いた。それは「すべて歴史とは思想の歴史である」という命題に集約される。そして『哲学的方法論』(1933)、『形而上(けいじじょう)学研究』(1940)、没後に刊行された『自然の観念』(1945)、『歴史の観念』(1946)などの著述によって、歴史的観点から構想される一大哲学体系を求めたが、業なかばに終わった。だがその願いは、今後の哲学思考にもろもろの課題を残したといえよう。[神川正彦]
『小松茂夫・三浦修訳『歴史の観念』(1970/復刊版・2002・紀伊國屋書店) ▽R・G・コリングウッド著、近藤重明訳『芸術の原理』(1973・勁草書房) ▽平林康之・大沼忠弘訳『自然の観念』(1974/新装版・2002・みすず書房) ▽玉井治訳『思索への旅――自伝』(1981・未来社)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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