コンパス(英語表記)compass

  • compasses
  • kompas
  • 〈オランダ〉kompas/〈英〉compass

翻訳|compass

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

羅針儀 (らしんぎ) 。の方向を測定する計器類で,磁気コンパスジャイロコンパスとがある。磁気コンパスは磁石を使って,地球の磁場の方向を測定し,ジャイロコンパスは高速回転するコマ gyroscopeを使って地球の自転軸の方向を測定する。地球磁場の方向を基準にした方位を磁気方位といい,地球自動軸を基準にした方位が地理学上の方位で,真方位という。磁気方位と真方位との間を偏差,または偏角といい,海図にも示されている。このため磁気コンパスで磁気方位をつかみ,海図でその場所の偏差を知れば,真方位を求めることができるようになっている。

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百科事典マイペディアの解説

(1)製図用具。主として円を描くのに使用。両脚の角度を変えて円の半径を変化させる。脚の片方を交換,鉛筆と墨に兼用できるものがある。特に大きい円を描くときにはビームコンパスを用いる。(2)羅針盤のこと。
→関連項目航海計器

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パラグライダー用語辞典の解説

方位磁石。雲中飛行や方向を見失った時の為の必需品である。通常、雲中飛行はしないものであるが、誤って入ってしまったり、突然ガス()が発生する事も少なくない。また他所フライトエリアに行って風向きや地形を知る為にも役立つ。コンパスは針式(磁石式)のものから電子コンパスまたGPSのコンパスモードなどがある。針式や電子コンパスは現在の北を示すのに対し、GPSは軌跡に対して北を示し、その違いに注意が必要。また、針式は、オリエンテーリングなどで使われる平面タイプのものやカーショップなどで数百円程度で買えるものは空中では機能しないと考えた方が良い。3次元を移動しているパラグライダーの場合、指針が大きく揺れたり、空回りしてしまい、かえってパニックに陥ることにもなりがねない。

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世界大百科事典 第2版の解説

円や円弧を描くときに用いる道具。古来はぶんまわし()といったが,ポルトガル語に基づくコンパス(compasso,根発子とも書かれた)という呼名もすでに《日葡辞書》《和漢三才図会》などに見え,早くから用いられていたらしい。起源についてはさだかではないが,ギリシア幾何学がコンパスと定規の上に築かれているところからみても,その発生の古さがうかがわれる。日本で西洋の近代的なコンパスが作られるようになったのは,鉄砲鍛冶の出であった和田貞一郎が,1869年(明治2)ころにフランス式のコンパスを作ったのが最初である。

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大辞林 第三版の解説

製図器の一。自由な角度に開閉できる二本の脚から成る。円を描いたり、線分の長さを移すのに用いる。ぶんまわし。円規。両脚器。
羅針儀。羅針盤。
人の歩幅。また、脚の長さ。 -が長い

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 (kompas compasso)
① 円を描くための製図用具。二本の脚からなり、一方の脚を固定させ、もう一方を回転させて円を描く。ぶんまわし。
※浮世草子・子孫大黒柱(1709)三「又それよりこんぱっすといふものを思ひ付ぬ。これ径を引にゆがまず、引うちにこんぱっすのうちより、墨よいかげんにながれいでて、くらがりにても引てもゆがむ事なし」
② 転じて、歩くときの足の開きの大きさ。歩幅。また、両足の長さ。
※俳諧師(1908)〈高浜虚子〉五五「コンパスの長い脚で大股に歩かるるのについて歩いて」
③ 船などで、方位を知るのに用いる器械。羅針盤。羅針儀。
※西域物語(1798)上「船中第一の器をコンパスといふ。日本にて磁石といふと同じ」

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