コートジボアール(英語表記)Côte d'Ivoire

翻訳|Cote d'Ivoire

世界大百科事典 第2版の解説

コートジボアール【Côte d’Ivoire】

正式名称=コートジボアール共和国République de Côte d’Ivoire面積=32万2463km2人口(1996)=1473万人首都=法律上はヤムスクロYamoussoukroだが,事実上はアビジャンAbidjan(日本との時差=-9時間)主要言語=フランス語,多くの民族語通貨=CFA(アフリカ金融共同体)フランFranc de la Communauté Financière Africaine西アフリカ,ギニア湾に面した共和国。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

コートジボアール
Côte d'Ivoire

正式名称 コートジボアール共和国 République de Côte d'Ivoire。
面積 32万803km2
人口 2150万4000(2011推計)。
首都 ヤムスクロ

アフリカ大陸西部の国。西はギニア,リベリア,北はマリ,ブルキナファソ,東はガーナと国境を接し,南はギニア湾にのぞむ。国土の大部分は平均標高 300m程度の台地で,南部は高温多湿の熱帯雨林地帯。年平均気温 25~28℃。年降水量 1270mm。東部海岸には潟湖が発達。北へいくにつれ乾燥し中部から北部はサバナとなる。 15世紀後半ポルトガル人が到来,以後ヨーロッパ人により象牙,奴隷の貿易が行なわれていたが,17世紀末にフランスが進出。 19世紀にはイギリス領ゴールドコースト (現ガーナ) から来るイギリス軍と戦い植民地化を推進,1842年以後フランスが支配権を拡大し,1893年単一のフランス植民地,1904年フランス領西アフリカの一部となった。 1947年北部が分離されオートボルタ植民地に編入。 1958年フランス共同体内の自治国となり,1960年独立。 1983年首都をアビジャンからヤムスクロに移転することを決定したが,完全に移転し終わってはいない。 1990年複数政党制を導入。農業と林業を主とし,自給作物のほか輸出用のコーヒー,カカオ,バナナ,パイナップル,コーラナッツ,ゴムなどのプランテーション農業が行なわれ,木材の輸出も増大。鉱物資源はダイヤモンドが有名だが金,鉄鉱石も開発されている。工業は食品加工,綿紡績,製材,肥料,自動車組立てなど。住民は多様だが,おもなものは東部のアグニ族,バウレ族アシャンティ族,北部のセヌフォ族,クランゴ族,北西部のマリンケ族マンデ族,西部のクル語系諸族など。約 60%が部族固有の伝統宗教,ほかはイスラム教とキリスト教。公用語はフランス語であるが,ディウラ語など部族固有の言語も広く用いられる。国名は「象牙海岸」の意で,かつて象牙を多産したことに由来。

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