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ゴスペル・ソング ゴスペル・ソングgospel song

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ゴスペル・ソング
ゴスペル・ソング
gospel song

(1) 日本では福音唱歌と訳され,キリスト教の礼拝を目的とした賛美歌とは区別された伝道集会用の歌曲。 18世紀後半から 19世紀にかけて起った欧米の信仰復興運動を背景としてその集会の宗教的高揚に適応した新しい音楽のタイプが要請されるに及んで生れたが,直接には大衆伝道者として知られる D.L.ムーディ (1837~99) とその協力者 I.D.サンキの諸集会に用いられた『サンキ・ムーディ聖歌集』 (73) に由来する。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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百科事典マイペディアの解説

ゴスペル・ソング

正規の賛美歌に対し,アメリカの大衆の間で生まれた福音(ゴスペル)を主題にした民俗音楽ポピュラー音楽で,その担い手は主に黒人である。そのスタイルや起源はさまざまであるが,リズム・アンド・ブルースソウル・ミュージックジャズなどの黒人大衆音楽を吸収し,独自の発展を続けている。
→関連項目チャールズブラウンフランクリンブレーキー

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ゴスペル・ソング
ごすぺるそんぐ
Gospel song

正規の賛美歌とは別に、伝道師や音楽家ポピュラーソングのような形でつくった福音(ふくいん)唱歌。ゴスペルとはキリストの教えと福音、あるいは「福音書」の意。今日では一般的に、アフリカ系アメリカ人の教会で歌われる新しい福音唱歌をさす。これは黒人霊歌の近代化といえる。
 19世紀初頭ごろから形成された黒人霊歌は、19世紀末ごろから20世紀初頭にかけて、ブルースの影響を受けたリズミカルな歌い方によって変化し始め、さらにジャズの影響と、黒人庶民感情の注入によって独自のゴスペル・ソングが生まれ、1930年代から盛んになった。ジャズ的手法が取り入れられ、強烈なスウィング感と活力でたくましく歌われる。歌詞は『新約聖書』中の福音に関係あるものが多い。なお、ゴスペル歌手としてマヘリア・ジャクソンが有名だが、普通は少人数のグループで合唱する。代表的な名歌に『いざ高き天国へ』『プレシャス・ロード』『歌のように生きよう』などがある。[青木 啓]
『チェット・ヘイガン著、椋田直子訳『魂のうたゴスペル――信仰と歌に生きた人々』(1997・音楽之友社) ▽アンソニー・ヘイルバット著、中河伸俊・三木草子・山田裕康訳『ゴスペル・サウンド』改訂版(2000・ブルース・インターアクションズ)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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