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ゴマ(胡麻) ゴマSesamum indicum; sesame

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ゴマ(胡麻)
ゴマ
Sesamum indicum; sesame

ゴマ科の一年草で,インド原産。日本には中国から伝来して古くから栽培されている。茎は高さ 1mぐらいの四角柱状で毛が多い。葉は対生し長さ6~12cmの広披針形,ときに3つに裂けることもある。夏に,葉腋淡紫色を帯びたらっぱ状の花をつける。果実は楕円体状の 蒴果で2室ないし4室に分れ,中に多量の種子を生じる。品種が多く,種子の色に黒,白,黄褐色などがあり,それぞれ黒胡麻,白胡麻,金胡麻と呼ばれる。種子に 50%内外の油を含み,しぼって胡麻油をとり,またそのまま食用にする。

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百科事典マイペディアの解説

ゴマ(胡麻)【ゴマ】

アフリカ原産といわれる油料作物で,ゴマ科の一年草。茎は高さ1m内外で,断面四角形短毛があり,楕円形の葉をつける。花は夏に咲き,白〜淡紅色。果実は長さ20〜25mm,短い筒形で縦に4本の溝があり,多数の種子をつけ,熟すと裂開する。

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世界大百科事典 第2版の解説

ゴマ【ゴマ(胡麻) sesame】

ゴマ科の一年草(イラスト)。茎は高さ80cmになり,横断面は四角形。葉は長楕円形ないし披針形で長さ約10cm。茎の下部につく葉は,ときに3裂するものがある。茎葉は軟毛に覆われる。夏,茎の上部の各葉腋(ようえき)に鐘状の花をつけ,茎の伸長につれて下から上へと次々に咲いていく。花冠は淡紫色を帯びた白色,長さ2.5cm,先端は5裂し,下唇3裂片が上唇2裂片よりやや長い。おしべは4本で,2本が長く2本が短い。

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世界大百科事典内のゴマ(胡麻)の言及

【油】より

… 植物性油脂の利用のひとつの中心はアフリカにある。その代表的な植物はゴマであり,アフリカのサバンナ地帯で改良され,前1300年ごろにはエジプトで栽培されていた。そして前1000年ごろにはすでにインドに伝えられていた。…

【油料作物】より

…ナタネ,ゴマ,トウゴマ,エゴマ,ラッカセイ,オリーブ,ダイズなど,油の採取を目的として栽培される作物。作物分類では工芸作物に含まれる。…

※「ゴマ(胡麻)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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