コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ゴンドウクジラ

2件 の用語解説(ゴンドウクジラの意味・用語解説を検索)

百科事典マイペディアの解説

ゴンドウクジラ

クジラ目ゴンドウクジラ科に属し,大型で額の丸いマイルカ類の俗称。コビレゴンドウオキゴンドウハナゴンドウユメゴンドウカズハゴンドウヒレナガゴンドウを含む。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ゴンドウクジラ
ごんどうくじら / 巨頭鯨
pilot whale

哺乳(ほにゅう)綱クジラ目マイルカ科ゴンドウクジラ属に含まれるハクジラの総称。この属Globicephalaには暖海性のコビレゴンドウG. macrorhynchusと寒海性のグロビセファラ・メレーナG. melaenaの2種がある。イルカと異なり吻(ふん)がなく、頭が大きく太鼓のようである。歯は上下左右とも10本前後あり、直径10ミリメートルぐらいである。胸びれは細長く、前後に広がった背びれは雄ではとくに顕著である。胸部、目の上、背びれの後方を除き全身黒褐色。数十頭の群れをつくり、イカを食べる。
 寒冷種は体の白色部が明確であり、胸びれが体長の22~27%、体長は6.2メートルに達する。南北両半球に分布する。日本からは半化石が知られているが、北太平洋では現生は未確認である。
 一方、コビレゴンドウは生態、形態ともにこれに似るが暖流域に生息する。日本近海産2系統の一つマゴンドウでは、胸びれは体長の15~20%である。4、5月に交尾し、15か月後に1子を出産する。2~3年で離乳し10年で成熟する。出産は3~5年に1回。寿命は約60年。三陸方面には同種の別系統タッパナガが知られている。マゴンドウより体が大きく、白斑(はくはん)が顕著であるが、その分布、形態、生活史などは明らかでない。[粕谷俊雄]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ゴンドウクジラの関連キーワードイワシクジラナガスクジラマッコウクジラ赤坊鯨克鯨五島鯨巨頭鯨槌鯨歯鯨真巨頭

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

ゴンドウクジラの関連情報