サイドカー

デジタル大辞泉 「サイドカー」の意味・読み・例文・類語

サイドカー(sidecar)

オートバイなどの横に取り付けられた一輪側車。また、その側車をつけた三輪の車。乗用の副席あるいは貨物運搬などに使用
カクテルの一。ブランデーキュラソーレモンジュースを等量に入れてシェークしたもの。

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精選版 日本国語大辞典 「サイドカー」の意味・読み・例文・類語

サイド‐カー

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] sidecar )
  2. オートバイや自転車側面に装着した車両。人を乗せたり物を運搬したりするために取り付けられる。側車。〔新らしい言葉字引(1918)〕
  3. カクテルの一つ。ブランデー、ホワイトキュラソー、レモン汁各三分の一ずつをシェークしたもの。

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百科事典マイペディア 「サイドカー」の意味・わかりやすい解説

サイドカー(カクテル)【サイドカー】

ブランデーベースにした中甘口カクテル。ブランデー30ml,ホワイトキュラソーの逸品コアントロー15ml,レモンジュース15mlをシェーカーに入れ,氷を加えてシェークし,グラスに注ぐ。第1次大戦時に活躍したサイドカーにちなんで名づけられた。

サイドカー(自動二輪車)【サイドカー】

側車付二輪自動車,またはその側車のこと。側車はふつう舟形で一輪,人(1人)または荷物を載せる。道路交通法分類では自動二輪車に含まれる。
→関連項目サイドカー(カクテル)

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飲み物がわかる辞典 「サイドカー」の解説

サイドカー【sidecar】


カクテルの一種。ブランデー、ホワイトキュラソー(コアントロー)、レモンジュースをシェークしてカクテルグラスに注ぐ。ショートドリンク。ベースをウォッカに替えるとバラライカに、ラムに替えるとX.Y.Z.になる。

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とっさの日本語便利帳 「サイドカー」の解説

サイドカー

ブランデーベースにホワイトキュラソー、レモンジュースをシェークしたカクテル。ベースをジンに替えるとホワイトレディー、テキーラに替えるとマルガリータになる。

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

世界大百科事典(旧版)内のサイドカーの言及

【オートバイ】より

… 1885年ドイツのG.ダイムラーが,ガソリンエンジンをサドルの下に取り付け,ベルトにより後輪を駆動させる二輪車を製作したのがオートバイの始まりである。欧米諸国では主として走行を楽しむスポーツ用として発展を遂げ,第1次および第2次世界大戦中はその機動力を生かし,伝令・斥候用,先導用として単体あるいは側車(サイドカー)をつけて多用された。日本に初めて輸入されたのは1900年ころであり,以後,おもに軍や警察などで用いられた。…

※「サイドカー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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