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サクラマス サクラマス Oncorhynchus masou masou; cherry salmon

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

サクラマス
サクラマス
Oncorhynchus masou masou; cherry salmon

サケ目サケ科の魚。食用。全長 60cm内外。一般にマスとも呼ばれる。体はサケより肥厚しており,幽門垂は 39~80で,サケの平均 150に比べて著しく少ない。体の背面は暗青色で小さい黒点が散在するが,下方は銀白色で,若齢のときは体側に小判形の黒色斑が 8~10個ある。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

サクラマス

日本海側に流れ込む河川にすむサケ科の魚。幼魚期の1年半ほどを川で過ごした後、海に降り、ベーリング海などの回遊を経て、再び生まれた川に産卵のために戻る。神通川では、1900年代には年間160トンを超える漁獲量を記録したが、近年は河川環境の激変で年間1トンまで減った。県内の絶滅のおそれのある野生生物を記録した「レッドデータブックとやま」で、希少種に分類されている。

(2009-04-24 朝日新聞 朝刊 富山全県 1地方)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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百科事典マイペディアの解説

サクラマス

マス

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栄養・生化学辞典の解説

サクラマス

 [Oncorhynchus masou masou].サケ科.海から川へのぼるものもあり,また陸封型(ヤマメ)もある.前者は60cmほどになり,後者は30cmほどになる.食用にする.

出典|朝倉書店
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

サクラマス
さくらます / 桜鱒
masu salmon
[学]Oncorhynchus masou

硬骨魚綱サケ科に属する魚。いわゆる太平洋サケの仲間の一種である。漁業者はこれを単にマス、あるいはママス、ホンマスとよぶのが普通であるが、魚市場などでは、ときにカラフトマスをサクラマスとよぶことがある。サクラマスの分布はカムチャツカ半島南端、樺太(からふと)(サハリン)、南千島、北海道、本州の北西域、オホーツク、沿海州、朝鮮半島の東側である。北東沿岸・近海域を回遊し、降海後は北東に、冬季には反転して南西に移動するのがおもで、北洋に回遊することはない。本州沿岸の来遊南限は、太平洋側で神奈川県、日本海側で山口県であるが、ときに熊本県に及ぶ。淡水生活型のもの(ヤマメ)の分布圏は、おもに関東地方と中部地方以西の日本海側および大分県の北部を除く九州の河川上流で、アマゴの分布圏と明確に分離する。
 幼稚魚では体側に鮮麗な小判形のパーマークが並び、この様相はニジマスと似る。河川生活2、3年目の春に体色が銀白化し、背びれ頂端、尾びれ末部が黒化して海に入る。この現象は銀毛(ぎんけ)化変態で、その割合は50%内外で未成熟の雌に多くおこる。河川に残留するものはヤマメ(北海道、東北地方ではヤマベとよぶ)である。海の生活1年後の春から初夏に遡河(そか)し、9月中旬から10月上旬にかなり上流の砂礫(されき)底に産卵する。場所によっては秋に遡河、産卵する群れもある。成魚は通常、全長50~70センチメートルである。体色は青緑褐色で、遡河成熟すると緑とピンクの婚姻色が現れる。1尾の卵数は約3000粒、水温8℃で約60日で孵化(ふか)する。沿岸漁業では重要魚種で、肉味はほかのサケ類に勝る。北海道では人工孵化事業の対象になっている。 [久保達郎]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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世界大百科事典内のサクラマスの言及

【マス(鱒)】より

…サケ目サケ科のサケ属,ニジマス属,イワナ属に属するマス類の総称。学術的には,サケ属のサクラマスOncorhynchus masouを指すが,一般的には,味の落ちる魚であるカラフトマス(イラスト)O.gorbuschaを指し,サクラマスはホンマスと呼ばれ区別して使われることが多い。マスと呼ばれる魚としては,このほかにヒメマスニジマス(イラスト)(一般に養殖されているマスは本種),カワマス(イラスト),ビワマスマスノスケ,クニマスなどがある。…

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