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サットン サットンSutton, Walter Stanborough

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

サットン
Sutton, Walter Stanborough

[生]1877. ニューヨークウチカ
[没]1916.11.10. カンザスシティー
アメリカの遺伝学者。カンザス大学で1年間工学を学んだのち,生物学に転向 (1897) 。 C.マクラングのもとで研究。 1901年修士号取得後,コロンビア大学に移って医学を修め,09年にカンザス市で外科医を開業。終生医業にたずさわった。コロンビア大学大学院在学中 (1902~03) に発表した2編の論文が遺伝の染色体説のさきがけとなった。バッタを材料として染色体の観察を行い,体細胞では性染色体以外の染色体はそれぞれ同形同大のもの同士が対をなしていることを発見,生殖細胞形成の際に起る減数分裂で,この対をつくっている染色体のそれぞれが別々の細胞に入っていくことを観察した。彼はこれらの観察事実が G.メンデルの論文に記された遺伝要素の行動に対応することを指摘し,遺伝子は染色体に含まれていると説いた。彼の観察およびそれに基づく理論は,遺伝の染色体説に基礎を与えるものであった。

サットン
Sutton

イギリスイングランド南東部,グレーターロンドンを構成する 33地区の一つ。外部ロンドンに属する区で,グレーターロンドンの南端,グリーンベルト(→緑地帯)に接する。かつてはサリー県の一部で,中世風の農家が点在する田園であったが,第1次世界大戦第2次世界大戦の間に人口が急増し,近代的な住宅団地が建設された。公園や緑地も多い。軽工業も立地する。面積 44km2。人口 17万9768(2001)。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典 第2版の解説

サットン【Graham Sutton】

1903‐77
イギリスの気象学者。乱流研究にすぐれた業績を残した。毒ガスの拡散に関する研究で1955年ナイトの称号を得た。イギリス気象学会の会長をはじめ,大気汚染問題や気象学に関する多くの委員会等の長を歴任した。著書は《大気乱流Atmospheric Turbulence》(1949),《微気象学Micrometeorology》(1953)など多数。【井上 栄一】

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大辞林 第三版の解説

サットン【Walter Stanborough Sutton】

1877~1916) アメリカの生物学者。減数分裂における染色体の対合・分離をメンデルの遺伝法則と対応させて説明、遺伝子は染色体上にあるとする染色体説を提唱。

出典|三省堂
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