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シジュウカラ シジュウカラParus minor; Japanese tit

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シジュウカラ
Parus minor; Japanese tit

スズメ目シジュウカラ科。全長 15cm。頭は黒色で頬が白く,背面は灰青色で,後頸と上背が緑色を帯びている。下面は白色で,喉から胸,腹にかけて中央が帯状に黒く,この帯模様は雄のほうが雌より太い。シベリア東部やサハリン島カムチャツカ半島南部,東アジア中国南部,インドシナ半島北部に分布し,日本にも全国に留鳥として生息している。落葉樹林に多く,都会の公園や庭などでもよく見られる。樹洞などの穴内に営巣し,巣箱もよく利用する。秋から冬の間は群れをつくって生活し,冬には庭先の餌台をよく訪れるのでなじみ深い鳥である。冬季はヤマガラエナガコゲラのほかコガラメジロなどと混群になっていることが多い。なお,シジュウカラ科 Paridaeは世界に 59種が知られており,そのうち日本にはコガラ,シジュウカラ,ハシブトガラヒガラ,ヤマガラの 5種が生息している。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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百科事典マイペディアの解説

シジュウカラ

シジュウカラ科の鳥。翼長7cm。頭と喉(のど)が黒く,頬(ほお)の白色が目だつ。ユーラシア大陸中・南部に広く分布し,日本では全国の低地〜山地の林で繁殖する留鳥
→関連項目ヒガラ

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

シジュウカラ
しじゅうから / 四十雀
great tit

広義には鳥綱スズメ目シジュウカラ科に属する鳥の総称で、狭義にはそのうちの1種をさす。種としてのシジュウカラParus majorは全長15センチメートルの小形の鳥で、背面は青灰色、腹面は白くのどから腹部の真ん中を通る幅広い1条がある。頭は黒く頬(ほお)は白い。ユーラシアの中緯度地方から、東南アジア、北アフリカにかけて広く分布する。日本ではほとんど全土にみられ、小笠原(おがさわら)諸島を除く多くの島々にもいる留鳥。沖縄のものは黄色みが少なく、頭の黒色部が幅広い。ヨーロッパのものは腹面が黄色である。落葉広葉樹林、常緑広葉樹林にすみ、とくに林縁や二次林に多く、公園や人家周辺の樹木の多い所にもよく現れる。樹木の幹や大枝、林床の低木の中や地上に食物を探すが、嘴(くちばし)で樹皮をはがしたり、落ち葉を取りのけてみたりする。食物は昆虫やクモ、果実、種子などいろいろで、枝の上でそれらを足指で押さえ、つついて食べる。イギリスでは朝配達された牛乳瓶の蓋(ふた)をあける事件をおこしている。冬は小群から大群までの群れをつくって過ごし、繁殖期はつがいに分かれて強い縄張り性を示し、雄は盛んにさえずる。巣は樹洞やキツツキの古巣につくり、巣箱をよく利用する。
 シジュウカラ科Paridaeはユーラシア、北アメリカ、アフリカに広く分布し、46種が知られる。とくにユーラシアに多くの種が集中し、色彩もいろいろのものがいる。北アメリカにはアメリカコガラP. atricapillusなどコガラ型のものが多く、アフリカにはクロガラP. nigerのように黒色のものがいる。[中村登流]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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