シナジー(その他表記)synergy

翻訳|synergy

精選版 日本国語大辞典 「シナジー」の意味・読み・例文・類語

シナジー

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] synergy ) 全体的効果に大きく寄与するために行なわれる共同作用、共同活動。元来は生理・生物学用語で筋肉の共同作用をさす語だが、一般に「1+1」を「3」にするような相乗作用をもたらす協力、共同をいう。「販売シナジー」

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シナジー」の意味・わかりやすい解説

シナジー
synergy

本来生理学の用語で,2つ以上の筋肉,神経刺激薬物などが協働的に作用して,相乗的な効果を生むこと。転じて企業活動における職能分担,いわゆる分業および専門化が個々の活動の合計以上の相乗効果を生むことをいう。たとえば一つの企業がそれまで別々に使用していた2つの技術を組合せて新製品を生み出せば技術上のシナジーが得られたことになる。また,複数の企業が提携してそれぞれの得意分野を組合せたシナジー効果をねらうこともある。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「シナジー」の意味・わかりやすい解説

シナジー
しなじー
synergy

元来は、全体的効果に寄与する共同・協力・合成の作用(たとえば1+1→3のようになる作用)をさす一般語。1960年代から経営学用語となり、特定生産資源の多面的利用によるシナジー効果の追求が、経営戦略について問題にされるようになった。その種類には、販売、操業、投資、管理の各シナジーがあって、たとえば、複数製品を単一流通経路で販売できれば、販売シナジーが生じる。

[森本三男]

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