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シモン シモン Simon, Claude

13件 の用語解説(シモンの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シモン
シモン
Simon, Claude

[生]1913.10.10. マダガスカル島タナナリブ
[没]2005.7.6. パリ
フランスの小説家。パリのコレージュ・スタニスラスに学ぶ。アルベールカミュの『異邦人』と比較される処女作『ぺてん師』 Le Tricheur (1945) や『風』 Le Vent (1957) ,『草』L'Herbe (1958) ,『フランドルへの道』 La Route des Flandres (1960) を著してヌーボー・ロマンの旗手の一人となった。

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シモン
シモン
Simon, Lucien

[生]1861.7.18. パリ
[没]1945.10. シャトーティエリー
フランスの画家。アカデミージュリアンに学ぶ。田園風景画にすぐれ,特にブルターニュ風景を好んで描いた。印象派風の明るい色彩を用いるが,伝統的写実主義の画家。サロンの常時出品者で,1890年のサロン・ド・ラ・ソシエテ・デ・ボザールの創立会員の一人。

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シモン
シモン
Simon, Magus

新約聖書,『使徒行伝』中の著名な魔術師。福音伝道直前のサマリアで魔術により民衆を魅惑し,みずから大いなる者と称したが,ピリポエルサレムから来て宣教したので勢力を失い,みずからも受洗。

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シモン
シモン
Simōn, Makkabaios

前2世紀頃のユダヤのハスモン (マカベア) 朝の創始者の一人。ヨハンネス・ヒュルカノス1世の父。またセレウコス朝ユダヤ教弾圧に対して武装蜂起したユダス・マカバイオスの弟。もう一人の兄ヨナタンが殺された (前 143) のち,その志を継いでユダヤの政治的独立のために戦った。

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シモン
シモン
Simon, Pierre-Henri

[生]1903.1.16. サンフォールシュルジロンド
[没]1972.9.20. パリ
フランスの評論家,小説家。『ル・モンド』紙の文芸時評を担当。評論に『告発された人間』L'Homme en procès (1946) ,『現代フランス文学史』 Histoire de la littérature française au XXe siècle (56) など,小説に『青い葡萄』 Les Raisins verts (50) ,『人は死を欲しない』 Les Homme ne veulent pas mourin (53) ,『ある幸福の物語』 Histoire d'un bonheur (65) などがある。

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シモン
シモン
Simon, Richard

[生]1638.5.13. ノルマンディージェブ
[没]1712.4.11. ノルマンディー,ジェブ
フランスの聖書学者。ヘブライ語シリア語アラビア語をはじめ,教父学,東方典礼,ユダヤ教,教会法に通じた碩学。 1662年オラトリオ会に入り,70年司祭。 78年画期的な研究『旧約聖書批判史』 Histoire critique du Vieux Testamentを出版して物議をかもした。

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シモン
シモン
Simon, Stock(Stocchius)

[生]1165. ケント伯領
[没]1265.5.16. ボルドー
聖職者。イギリス生れのため,Simon Anglusとも呼ばれる。長年隠者として木の幹 Stockの穴に住み修行したといわれる。 1236年頃カルメル会に加入。のち総会長になり (1247) ,東方に由来するカルメル会会則を西欧風に改変,同年,教皇の認可を獲得し,この修道会抑圧の動きに対抗。

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デジタル大辞泉の解説

シモン(Claude Simon)

[1913~2005]フランスの小説家。ヌーボーロマンを代表する一人。1985年ノーベル文学賞受賞。作「」「」「フランドルへの道」など。

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百科事典マイペディアの解説

シモン

フランスの小説家。マダガスカル生れで,はじめは画家志望であった。独自の小説の構造を考案し,いわゆるヌーボー・ロマンの代表的な小説家といわれる。《フランドルへの道》(1960年)や《歴史》(1967年),《農耕詩》(1981年),《アカシア》(1989年)などの作品で,時間と生きられた時間との乖離や,感覚や記憶の瓦解を,言語空間の中での探求によって浮かび上がらせ,それを際限のない文章で紡ぎだした。

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日本の企業がわかる事典2014-2015の解説

シモン

正式社名「株式会社シモン」。英文社名「SIMON CORPORATION」。製造業。昭和23年(1948)設立。本社は東京都中央区日本橋茅場町。産業用安全対策用品メーカー。安全靴の大手。ほかに作業用革手袋など。

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(C)Kodansha 2011.
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世界大百科事典 第2版の解説

シモン【Simon】

新約聖書中の人名。旧約聖書のシメオンに相当し,シモンはそのギリシア音写による。複数の同名人物が知られているが,おもなものは,(1)イスカリオテのユダの父,(2)イエスの兄弟,(3)十二使徒の一人で,熱心党のシモンと呼ばれる人,(4)クレネ人(びと)で,ゴルゴタに向かうイエスの十字架を無理に負わされた人,(5)魔術師シモン(シモン・マグス)などである。なお,イエスに出会う前のペテロもシモンと呼ばれ,シモン・ペテロと二重の名が付されることもある。

シモン【Claude Simon】

1913‐
フランスの小説家。はじめ画家志望で絵画の勉強をしたが,この計画は実現せず,1939年ころからフォークナーの影響を受けた作風によって,《ぺてん師》と題する小説を書きはじめ,第2次世界大戦に動員される期間を挟んでこれを完成,45年に最初の小説として刊行した。これはとくに筋立てが抽出できるという点で,まだ伝統的な小説の枠組みを保存しているが,《風》(1957),《草》(1958)を経て,伝統的な約束ごとに拘束されない小説形式の探究を進め,《フランドルへの道La route des Frandres》(1960)でひとつの頂点に達した。

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大辞林 第三版の解説

シモン【Claude Simon】

1913~2005) フランスの作家。物語の筋立てを解体、人間の意識や内的な生の変転を描く作風でヌーボー-ロマンの代表者の一人とされる。小説「風」「フランドルへの道」「農耕詩」など。

出典|三省堂
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世界大百科事典内のシモンの言及

【十字架の道行】より

…キリストが十字架につけられるため,ゴルゴタの丘までひかれていく場面。共観福音書では,イエスを手助けするためシモンSimonという名のクレネ人にイエスの十字架を負わせた,と述べられているが,《ヨハネによる福音書》19章17節では,〈イエスはみずから十字架を背負って,髑髏(されこうべ)(ヘブル語でゴルゴタ)という場所に出て行かれた〉とある。 ビザンティンおよび初期キリスト教美術では,共観福音書の解釈に従って表現された。…

【十字架の道行】より

…キリストが十字架につけられるため,ゴルゴタの丘までひかれていく場面。共観福音書では,イエスを手助けするためシモンSimonという名のクレネ人にイエスの十字架を負わせた,と述べられているが,《ヨハネによる福音書》19章17節では,〈イエスはみずから十字架を背負って,髑髏(されこうべ)(ヘブル語でゴルゴタ)という場所に出て行かれた〉とある。 ビザンティンおよび初期キリスト教美術では,共観福音書の解釈に従って表現された。…

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