シュロチク

百科事典マイペディアの解説

シュロチク

中国南部原産のヤシ科の常緑低木。日本には琉球を経て渡来し,観葉植物として300年ほど前から栽培されてきた。茎は高さ3mほどになり,枝を出さず,頂部に6〜9枚の葉をつける。葉柄は長く,葉身は半円扇形で10〜18片に深裂する。雌雄異株カンノンチクより耐寒性があり,暖地では露地の越冬も可能。斑(ふ)入りの園芸品種もある。株分けでふやす。
→関連項目ヤシ(椰子)

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世界大百科事典 第2版の解説

シュロチク【Rhapis】

ヤシ科シュロチク属に属し,中国南部,北ベトナム,ラオスに約20種が分布する。葉のとれたあとが幹状となり,茎20~30mm,高さは1~4mに達し,幹肌は褐色の繊維網でおおわれる。このような幹が叢生(そうせい)状態となり,なん本も立ち上がる。葉は光沢ある鮮緑色の掌状葉,肉穂花序は花梗が初め桃色で,開花すると黄色くなる。雌雄異株。小型のヤシで,観葉植物として栽培される。 カンノンチク(観音竹)R.excelsa Henry ex Rehd.は中国南部の原産。

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