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ションガウアー ションガウアーSchongauer, Martin

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ションガウアー
ションガウアー
Schongauer, Martin

[生]1450頃.コルマール
[没]1491.2.21. ブライザハ
ドイツの画家,銅版画家。アウクスブルクの金細工師の息子。修業時代については不明。 R.ワイデンの影響を受けていることから,彼の弟子と推定されている。 1489年以後はブライザハで活動。確証ある唯一の板絵は『ばら園の聖母』 (1473,コルマール,サン・マルタン聖堂) で,これは後期ゴシック絵画の頂点を形成する作品の一つ。

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デジタル大辞泉の解説

ションガウアー(Martin Schongauer)

[1450?~1491]ドイツの画家・版画家。ドイツ後期ゴシック絵画の代表者。また、初めて本格的な銅版画活動を行った画家で、デューラーなどに大きな影響を与えた。

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百科事典マイペディアの解説

ションガウアー

ドイツの画家,銅版画家。コルマール生れ。現存の油絵作品は少ないが《薔薇垣の聖母子》(1473年,コルマール,サン・マルタン聖堂蔵)はドイツの後期ゴシック絵画の代表作の一つとされる。
→関連項目銅版画ブルクマイア

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世界大百科事典 第2版の解説

ションガウアー【Martin Schongauer】

1450ころ‐91
ドイツの後期ゴシックの画家,銅版画家。コルマール(現,フランス)のサン・マルタン教会にある《バラ園の聖母》(1473)はドイツの後期ゴシックを代表する作品で,同時代のネーデルラント絵画の影響をうかがわせる。しかし確実視される彼のタブローはほとんどこれだけで,彼の歴史的な重要性はむしろその銅版画にある。現存する115点のエングレービングは,高度の技術に裏付けられた細部描写と当時としては明快な画面構成を示し,彼以前のプリミティブな様式から脱して次代のデューラーを準備した点でも大きな意味をもつ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ションガウアー
しょんがうあー
Martin Schongauer
(1425/1445―1491)

ドイツの画家、版画家。出生年の詳細は不明。アウクスブルクの鍛冶(かじ)職の息子として生まれる。主としてコルマールで仕事をし、晩年ブライザハに移って2月2日同地で死去した。現存する唯一の確実な板絵の作品は、1473年作の『バラの籬(まがき)のマドンナ』(コルマール、聖マルティン教会)で、そこにはフランドル絵画、とくにワイデンの影響がうかがわれる。深い内面性をたたえたこの聖母像は、ドイツ後期ゴシック絵画の至宝の一つである。フレスコ作品では、88年に依頼を受けて制作したブライザハ聖堂の内陣西壁の『最後の審判』が知られるが、1931年に取り払われた。彼のもっとも注目すべき表現分野は銅版画で、115点の作品が現存する。聖なる主題に現世の情感を通わせた表現力豊かな彼の版画には、すでに近世が予告され、遠近法の解釈をはじめとするその技法は、若いデューラーを魅了し影響を与えた。[野村太郎]

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