コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ジョスカン・デ・プレ Josquin des Préz

世界大百科事典 第2版の解説

ジョスカン・デ・プレ【Josquin des Préz】

1440ころ‐1521
フランドル楽派の作曲家。ルネサンス最高の音楽家として当時から尊敬を受け,ルターが〈音符を意のままに支配する楽匠〉と賞賛した。青年時代に故郷のフランドル地方からイタリアに行き,1459年から72年末までミラノの大聖堂聖歌隊歌手をつとめた。引き続きミラノ公の宮廷に移り,79‐86年にはアスカニオ・スフォルツァに仕えたが,アスカニオが枢機卿になると,86年から教皇礼拝堂聖歌隊歌手として活躍,1501年にはフランスに向かいルイ12世の宮廷に仕えたが,03年すでに密接な関係のあったフェラーラ公エルコレ1世の宮廷礼拝堂楽長に迎えられた。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のジョスカン・デ・プレの言及

【フランドル楽派】より

…また,イタリアの清澄な和声法,ポリフォニーホモフォニーの対比効果も重視された。この世代の代表的な作曲家には,イタリアで長く活躍し,楽曲構成法に〈完全な技芸〉を示したジョスカン・デ・プレをはじめとして,イザーク,ピエール・ド・ラ・リューPierre de la Rue(1460ころ‐1518)らがいる。16世紀中ごろまでの第3期はジョスカンの成果の踏襲といえるが,声部数はしだいに増加し,複合唱手法が好まれるようになった。…

※「ジョスカン・デ・プレ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

ジョスカン・デ・プレの関連キーワードシャンソン(フランス中世多声歌曲)ヴォーカル・アンサンブル・カペラスタバト・マーテル・ドロローサスタバト・マーテルブルゴーニュ楽派ルネサンス音楽フランス音楽イタリア音楽オブレヒトゴンベールデ・プレイザークモテットペルトモテトミサ曲歌曲合唱

今日のキーワード

跋扈

[名](スル)《「後漢書」崔駰伝から。「跋」は越える意、「扈」は竹やな》魚がかごを越えて跳ねること。転じて、ほしいままに振る舞うこと。また、のさばり、はびこること。「軍閥の跋扈」「悪辣な商売が跋扈する...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

ジョスカン・デ・プレの関連情報