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スコフィールド スコフィールド Scofield, Paul

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

スコフィールド
スコフィールド
Scofield, Paul

[生]1922.1.21. ハーストピアポイント
[没]2008.3.19. ウェストサセックス
イギリスの俳優。フルネーム David Paul Scofield。ロンドンのクロイドン・レパートリー劇場,マスク劇場の付属演劇学校で学んだ。1940年ユージン・オニールの『楡の木陰の欲望』で初舞台を踏む。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

スコフィールド
すこふぃーるど
John Scofield
(1951― )

アメリカのジャズギター奏者。オハイオ州デイトンに生まれ、生後まもなく一家はコネティカット州ウィルトンに移り住む。11歳でギターを手にし、独学でロックを演奏するがしだいにB・B・キングなどブルースに興味をもつ。15歳で教師についてギターを本格的に習い始め、ウェス・モンゴメリー、タル・ファーロウTal Farlow(1921―98)、バーニー・ケッセルBarney Kessel(1923―2004)、ジム・ホールといったジャズ・ギター奏者のアルバムに親しむようになる。同時にギター奏者に限らず、ジャズの巨人といわれたマイルス・デービス、ジョン・コルトレーンらのアルバムも徹底的に研究する。1970年、ボストンバークリー音楽院に入学、ビブラホーン奏者のゲーリー・バートンGary Burton(1943― )、ベース奏者のスティーブ・スワロー Steve Swallow(1940― )、サックス奏者のデーブ・リーブマンDave Liebman(1946― )らと出会う。また3年に及ぶバークリー時代に、ホールジョージ・ベンソン、パット・マルティーノPat Martino(1944― )といったギター奏者の演奏を聴いて研究した。
 1974年、バリトン・サックス奏者ジェリー・マリガンとトランペット奏者チェット・ベーカーの再会コンサートにサイドマンとして参加、これが初レコーディングとなる。その後ドラム奏者ビリー・コブハムBilly Cobham(1946― )のバンドに76年まで参加する。77年は彼にとって飛躍の年で、ベース奏者チャールズ・ミンガスのサイドマンとしてレコーディングに参加。同年(昭和52)ニューヨークを活動拠点としていたトランペット奏者日野皓正(てるまさ)のサイドマンとして来日し、このときトリオ・レコードに日野のバンドのサイドマンを借りて初リーダー作『ジョン・スコフィールド』を吹き込む。そして2作目『ライブ』Live(1977)を今度は自分のバンドでドイツのレーベル、エンヤに吹き込み、この作品で独自の個性をもったギター奏者として多くのファンの支持を得る。70年代末から80年代初頭にかけて、デーブ・リーブマン・クインテットの一員となるが、この間もスワロー、ドラム奏者のアダム・ナスバウムAdam Nussbaum(1955― )をサイドマンとするギター・トリオによる活動を継続、ギター奏者としての名声を高める。82年末からマイルスのグループの一員となり85年まで在団する。同バンド在団中の84年からグラマビジョン・レーベルにリーダー作を録音、85年の『スティル・ウォーム』あたりから、それまでのやや内省的なスタイルからハード・ファンク路線へと転換を図る。87年、ドラム奏者デニス・チェンバーズDennis Chambers(1959― )を含む自らのバンドを率いて来日しツアーを行うが、このときの模様をレコーディングしたアルバム『コンプリート・ピック・ヒッツ・ライブ』(1987)はこの時期の代表作。
 1989年ブルーノート・レーベルに移籍し、アコースティック・ギターを使用したギター・トリオにテナー・サックス奏者ジョー・ロバーノJoe Lovano(1952― )を加え、新たなサウンドを追求。93年にはギター・シーンをスコフィールドと二分する人気ギタリスト、パット・メセニーと共演する。96年バーブ・レーベルに移籍第一弾として自ら作・編曲した『クワイエット』を吹き込む。これはフレンチ・ホルン、バス・クラリネットを含む7管編成をバックに、アコースティック・ギターを演奏するきわめて意欲的な作品。97年、オルガン・トリオ、メデスキ・マーチン&ウッドをサイドに従え『ア・ゴー・ゴー』を、99年にはアルバム『バンプ』を録音、ニューヨーク若手ミュージシャンたちのヒーロー的位置に立つ。
 彼のギター演奏はうねうねとフレーズが波打つ個性的なもので、一度聞いたら誰でも演奏者を特定できるほど特徴が鮮明である。エレクトリック操作により音色の操作の幅が広がったため、1970年代以降ジャズ・シーンの中心に踊り出たギターのなかでも、スコフィールドはその多彩な活動で真に独創的なミュージシャンとしての地位を確立している。[後藤雅洋]
「『コンプリート・ピック・ヒッツ・ライブ』CD(1996・コロムビアミュージックエンタテインメント) ▽『クワイエット』CD(1996・ユニバーサル ミュージック) ▽『ア・ゴー・ゴー』CD(1998・ユニバーサル ミュージック) ▽『バンプ』CD(2000・ユニバーサル ミュージック) ▽『ジョン・スコフィールド』CD(2002・ポプラト) ▽Live(CD, 1994, Enja)」

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